企業が社員を育て、自社発展のために寄与する抱え込みの構造から、個人が自立的に社外で自由に挑戦・成長を重ね、社内に新しい視点やナレッジを持ち寄ることで 新しいイノベーションが生まれやすい土壌をつくる構造へと転換していく。
それにより、企業の発展も加速し、個人のwell-beingも向上できると考えています。その転換へ向け、ぜひ一緒に試行錯誤しませんか?
Beyondersは、NPO法人ETIC.、ロート製薬株式会社、アビームコンサルティング株式会社の3社が共同主催者として運営しています。今後、趣旨に賛同いただける企業を募り、共同主催者を増やしていきたいと考えています。 同じ想いをもつ企業のみなさんが集うことで、1社ずつの負荷・負担を軽減しながら、 より多くの社員のみなさんの「挑戦機会」の創出を目指します。 募集プロジェクトは、基本的にETIC.がネットワークを活かし、ソーシャルスタートアップのプロジェクトを集めています。主催企業からプロジェクトを出したい場合も相談可能です。
Beyonders(ビヨンダーズ)は、副収入目的の「副業」でも、専門スキルを活かす「プロボノ」とも違った挑戦の機会です。社員のみなさんが自由に挑戦する基盤を整備するために、労務・法務など含めた制度設計や部門間の調整が必要です。主催団体の間で、どのようなロジックと前提、制度でこの仕組みを実現していくのか、ノウハウや試行錯誤の過程を共有しながら、新しい企業・制度のあり方を模索しています。
前述の通り、この取り組み自体が新しい挑戦であり、社会実験であると思っています。 この企業・NPOの集う「コンソーシアム」から、実験を通じた成果や手ごたえを広く社会へ発信していきたいと思っています。新しい未来をつくる企業のあり方や、企業と社員の関係、新しい働き方やライフスタイルを描き、提案することで、社員・組織、またその先にある社会の変化を促す役割も担っていけたらと考えています。
多様な個性の発揮、個のWell-beingが求められる時代に、社員は自社だけでなく広く社会課題に目を向け、様々なカタチで世の中に貢献したいと考えているかもしれません。ロート製薬はいち早く副業を解禁し、社員一人ひとりのチャレンジや自立を応援してきましたし、そのようなあり方を世の中に発信してきました。
しかし、培ってきたスキルや経験を地域のNPOなどを通じて世の中にお役立ちしたいと思う一方、役に立てるか不安な思いから、ハードルが高く飛び込めないことも事実だと思います。しかも、特に年季の入ってきた社員ほど、この傾向は顕著です。このBeyondersは、そのような不安を解消すべく、まず3か月やってみる思いのマッチングです。ぜひ、社員に壁を越えてもらい、世の中に貢献でき、成長できる機会につなげてください。
Beyondersに企業として参加させていただいているアビームコンサルティング株式会社は「Real Partner」/「Build Beyond As One.」という企業姿勢/ブランドスローガンのもとに様々なバックグラウンドがある方々と共に社会を変えることを目指しています。
そのためにはこれまでとは異なるスキルが求められ、多様な方が集まる場で「共創」ができる人材が必要であり、Beyondersはそのための人材育成や関係性を作り上げることを期待しています。また、社会課題解決に興味がある社内人材が、担当している業務とは別に社会課題を解決する取り組みに参画することを会社として応援することで、本業でのモチベーション/パフォーマンス向上に寄与しています。
これからも幅広い方が幅広いプロジェクトにBeyondersを通して参加することで社会を変えていくことを期待しており、人材の輩出・プログラムの改善に貢献していきたいと考えています。