児童館などの既存の子どもたちのための「居場所」にそもそも行けないような、ひきこもり・不登校の子たちのための、オンライン居場所の立ち上げメンバーを募集します。具体的には、メタバース環境の構築協働パートナー候補をリサーチし、巻き込みながら、3か月間でトライアルの実施と、その後の運営体制を構築するところまでを目指します。
日本では、年間500人以上の子どもが自殺で亡くなっています。子どもの自殺対策は喫緊の社会課題です。死にたいくらいに追い詰められた子どもにとって、他者との心のきずなは生きていく大きな支えになります。児童館など子どもの居場所はあるものの、他者との心の絆を必要としている困難を抱えた子どもたちのうちで、既存の居場所を利用できている子はごく一部です。一方でその子ども達は、SNSやゲームなどオンライン環境を拠りどころにしていることが多く、デジタルなコミュニケーションの方がハードルが低い場合もあります。メタバースで気軽に他者と繋がれるようになっており、引きこもり・不登校の子が気軽に自宅で他者とつながれる「メタバース居場所」は、そのような子たちのサポートにおいて大きな可能性を秘めています。また、その子どものために社会を変えていく上で、その子たちの声やニーズを政策に反映できるような仕組みも必要です。この事業では「子どもが真ん中円卓会議」を立ち上げ、アドボカシーにもつなげていく予定です。
本プロジェクトの推進のための予算は、科学技術振興機構からの助成で確保できています。 また、趣旨に賛同くださっている世田谷区と共催で、イベントやプラットフォームづくりを行う予定です。他の自治体とも連携していくことを考えています。今、一番見えていないのは、こども達にとって心地よい居場所となる「メタバース居場所」をどう実現し、運営体制含めて仕組み化していけるか、という部分です。その部分にみなさんのお力をお借りしたいです。運営は、専従スタッフも雇用予定ですが、学生ボランティアを募り、チームをつくっていきたいと思っています。
定性的:「メタバース居場所」の立ち上げ
ーメタバース環境の構築パートナーの発掘
ー「メタバース居場所」の企画・環境構築
ー学生ボランティアの巻込み・運営体制づくり
定量的:「メタバース居場所」トライアル実施 (1回)
今後、毎日平日2コマ・各30名が利用できるような機会
を定期運営をする体制と仕組みの土台をつくる。
定性的:子どもの「居場所」が、メタバース上でも設置・運営されることが一般的になる。「子どもが真ん中円卓会議」のような子どもの視点でのアドボカシーが、児童福祉政策での基本になる。
定量的:当法人が受託している子供の自殺防止対策についての文科省事業の対象地域である東京都世田谷区・目黒区・渋谷区の子どもたち各区30人ずつを対象に「メタバース居場所」を実施する。「子どもが真ん中円卓会議」を3ヶ月に一度定期開催し、居場所を必要としている子どものアドボカシーを継続的に行っていく。
2021年より文部科学省科学技術振興機構からの委託研究事業で、東京都中部西南ブロック
(世田谷区・渋谷区・目黒区)で子どもの自殺防止対策に取り組んでいます。https://www.jst.go.jp/ristex/solve/project/solution/solution22_tachibanapj.html
その事業成果の社会実装のために立ち上げた一般社団法人です。
子どもの自殺防止対策は地域づくりからと考え、「心のことを身近なことに」
「地域の困難を抱えた子ども・若者のことを我が事に」考えお互いに手をさしのべあうような
地域づくりを目指し、活動しています。
氏名:立花良之
役職:一般社団法人 心と命に寄りそう地域づくり推進協議会 代表理事
国立成育医療研究センター こころの診療部 診療部長
略歴:1974年、東京生まれ。児童精神科医。信州大学医学部卒業。
東北大学大学院博士課程修了。
趣味:ランニング、読書
メッセージ:ご関心をいただき、どうもありがとうございます!困難を抱えた子どもたちのための活動をぜひ一緒にやりましょう!!
所在地: | 東京都港区海岸1-1-1 |
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従業員数: | 7名 |
売上・予算規模: | 1900万円(2022年度) |
事業内容: |
困難を抱えた子ども・若者に寄りそうような地域での居場所づくり、地域での関係者のネットワーク作り、啓発活動、子どもの自殺防止対策を行う。 |
報酬プラン |
A:3万円/月、6時間/週
B:7万円/月、2日(16時間)/週 C:10万円/月、3日(24時間)/週 |
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採用予定人数 | 4名 |
こんな人に来てほしい! |
・スキル不問です!
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