「社会をより良くしたい」「本気で世の中を変えるムーブメントを作りたい」——そんな想いを持つあなたに、ぜひ力を貸してほしいプロジェクトがあります。
▼ コレクティブインパクトとは?
市民・企業・行政・NPOなどが立場を越えて協力し、それぞれの強みを活かして社会課題に取り組むことで生まれる成果のことです。様々な視点やノウハウを持ち寄ることで、一つの組織だけでは解決できない社会課題にみんなで力を合わせて挑む考え方です。
▼ 社会的ムーブメントとは?
たとえば、企業がLGBTQ+支援の一環としてレインボーパレードに協賛したり、ロゴをレインボーカラーに変更したりする。企業や団体がSDGsの一環としてビーチクリーン活動に参加する。こうした取り組みは、単なるイベントではなく、「社会全体でより良い未来をつくる」という共通のビジョンを持った人々が結びつき、社会を動かすムーブメントになっています。
私たち4Heartsは、「誰もが同じ瞬間に笑い合える社会へ」をビジョンに掲げ、コミュニケーションのバリアをなくす社会的ムーブメントを生み出そうとしています。しかし、目に見えない「コミュニケーションの課題」に対して、どのように多くの人が関わりやすい仕組みを作り、企業がCSRやD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の一環として発信しやすい形にできるのか——まだ模索している段階です。
▼ プロジェクト内容
そこで、社会的ムーブメントを成功させてきた団体や、これから起こそうとする団体へのヒアリングを行い、その知見をレポートにまとめるプロジェクトを立ち上げます。
協力団体の選定・アポイントは4Heartsが行います。
皆さんには、実際のヒアリングとレポート作成をお願いしたいです。
最終的には、「コミュニケーションをテーマにした社会的ムーブメントの具体案」まで一緒に考えていただけると嬉しいです。
【 誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会へ 】
「伝えたいのに伝わらない」「分かり合いたいのに距離ができてしまう」——そんな経験はありませんか?
4Heartsは、「誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会」を目指し、コミュニケーションのバリアをなくす活動を続けています。
聴覚障害のある人だけでなく、外国人、高齢者、内向的な人など、情報やコミュニケーションから取り残されることで孤独を感じる人がいる。でも、迷惑をかけたくないと思い込むことで「心の低温やけど」を負いながら“普通”を装ってしまう。
そうすると、存在や困りごとが可視化されないことで社会の側も「どう接していいか分からない」ために、見えない壁が生まれてしまう——私たちは、この当事者と社会の意識のズレこそが社会課題だと考えています。
そこで、まずは意識醸成が大切だと考え、『スローコミュニケーションプロジェクト』を立ち上げました。スローライフ・スローフードに続く第3のスローとして、効率ではなく、相手の事情を想像しながら対話することを大切にする考え方です。答えを出そうとするのではなく、分かり合おうとする姿勢が、人と人とのつながりを深めるのではないでしょうか。
▼ テクノロジーが変える、コミュニケーションの未来
近年、音声認識技術が急速に進化し、音声をリアルタイムで文字に変換するアプリが続々と登場しています。電話の声をオペレーターを介して文字や手話にするサービスや、声を直接文字にするアプリも登場しました。このようなテクノロジーの登場により、これまで「伝わらない」「分かり合えない」と諦めていた多くの人々にとって、パラダイムシフトが今まさに起きています。
こうした技術の社会実装をさらに進めるために、私たちは神奈川県と協働し、商店街で音声認識機器の実証実験を行いました。音声認識がどのように現場で活用され、人々の意識を変えていくのか、その可能性を確かめるための取り組みです。
そして今後、企業や行政・地域と連携し、社会と当事者の双方が共に学び、意識・行動を変えていくための共創の拠点「C⁴(シーフォー)」をつくることを目指しています。ここから新たなムーブメントを生み出し、日本から世界へと広げていく。それが私たちの次の挑戦です。
今回のプロジェクトは、その大きなビジョンを形にするための第一歩。「どうすれば社会的ムーブメントを生み出せるのか?」 その答えを、皆さんと一緒に探していきたいと考えています。
この挑戦に共感した方、ぜひ力を貸してください。あなたの経験や視点が、社会を変える原動力になります。
私たち4Heartsは、これまで哲学対話、音声認識技術の実証実験、体験型ワークショップを通じて、「誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会」の実現に向けた活動を続けてきました。
しかし、このビジョンをより多くの人に届け、社会的ムーブメントへと発展させるためには、共感を広げ、継続的に関わる人々を増やす仕組みが必要です。
今、私たちが直面している課題は以下の3つです。
① 共感を軸にしたファンコミュニティの形成
企業や個人が継続的に関わる仕組みがまだ十分に確立されていません。
「関わりたくなる」「応援し続けたくなる」仕掛けをどうつくるか、模索しています。
② 企業が参加しやすい形のイベント設計
ビーチクリーンやレインボーパレードのように、企業がCSRとして参加しやすい「分かりやすいアクション」が必要です。
しかし、「コミュニケーション」をテーマにすると、具体的なイベントの形が見えづらいという課題があります。
③ 社会的ムーブメントを生み出す発信の強化
これまで1,000人以上が体験したワークショップや、音声認識技術を活用した実証実験の成果を、より多くの人に伝えられていません。
「なぜこの活動が社会にとって必要なのか?」を直感的に伝えるストーリーを構築することが求められています。
☆ 社会的ムーブメントの成功要因を分析し、事例集を作成・発信
☆ 企業がCSRの一環として参加しやすいムーブメントの形を設計
☆ 可能であれば、試験的なイベントを実施し、参加者の反応を検証
★ 10以上の成功事例を分析し、レポートを作成・プレスリリース発信
★ 3社以上の企業にヒアリングを実施し、関心度を測定
★ 初回イベント(可能なら)を実施し、20名以上の参加者を集め、70%以上の満足度を得る
☆ 「コミュニケーションのバリア解消」が企業価値となる社会の実現
☆ C⁴(シーフォー)の設立と、社会的ムーブメントの継続的な発信
☆ 企業・行政・個人が参加しやすい共創の仕組みを確立し、日本から世界へ広げる
★ 企業協賛10社以上の獲得
★ C⁴の年間来場者数5,000人以上
★ 音声認識機器の設置店舗100カ所以上
★ 体験型研修・イベントの累計参加者1万人以上
正直、本当に実現できるのか、どうやったらいいのか、まだ全然わかりません!
うまくいくかなんて、そんなの分からない。
手探りでも、一歩ずつ形にしていく。そんなプロセスを一緒に楽しめる仲間を探しています。
一般社団法人4Hearts
【 誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会へ 】
4Heartsは、「誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会」を目指し、情報コミュニケーションバリアの解消に取り組む団体です。
聴覚障害者だけでなく、外国人や高齢者、内向的な人など、情報やコミュニケーションから取り残されがちな人々の課題に向き合っています。
障害福祉の枠を超え、「人・まち・コミュニケーションデザイン」として、誰もが参加しやすい環境づくりのため『スローコミュニケーションプロジェクト』を提唱。
「当事者と社会の意識のズレ」を社会課題と捉え、共創による解決を目指す団体です。
▼ 沿革
2020年5月法人化
2021年4月 神奈川大学工学部経営工学科人間工学研究室と2年間共同研究
2022年9月 こども向け体験型インクルーシブワークショップ開発
2023年1月 デジタル庁のデジタル推進委員
2023年3月 かながわボランタリー活動推進基金21 ボランタリー活動奨励賞を受賞
2023年10月 あしたのまち・くらしづくり活動賞 主催者賞を受賞
2024年4月 かながわボランタリー活動推進基金21令和6年度実施事業「情報アクセシビリティ社会モデル事業」
・体験型研修
https://slowcommunication.jp/topics/chigasaki_city/
・子ども向けワークショップとその教材化
https://rarea.events/event/167317
https://congrant.com/project/slowcommunication/8405
・音声認識機器の社会実装に向けた商店街での設置実証
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000130960.html
那須 かおり(Kaori Nasu)
一般社団法人4Hearts 代表理事
1981年神戸市生まれ。生まれつき重度の聴覚障害があり、聞こえる人と聞こえない人の「狭間」で葛藤を経験。この背景から『スローコミュニケーション』を提唱し、心に余裕を持ってつながる重要性を発信。音声認識アプリの社会実装を目指すだけでなく、体験を通じて当事者と社会の双方に意識変革を促すことで、すべての人が同じ瞬間に笑い合える社会の実現を目指す。地域・企業・行政と連携し、情報バリア解消のための体験型研修・コンサルティングを提供。多様なステークホルダーと協働し、コレクティブインパクトを生み出すことで、社会全体の行動変容につなげていきたいと考えている。産業カウンセラー。
4Heartsは情報やコミュニケーションから取り残されがちな人々の課題に向き合っていますが、直接支援ではなく「社会の意識や行動変容をどうおこすか」という視点で事業を行っています。
これまでワークショップなどを通じて、参加した方の変容は確実に感じてきましたが、更に大きなムーブメントの形を考えたいとBeyondersに参加しました。
これまで、様々な課題領域で、それぞれのムーブメントを起こしてきた団体はあります。それらの調査やヒアリングをして要因をまとめながら、4Heartsに合ったムーブメントづくりを考えるというこのプロジェクト。ソーシャルセクターのムーブメントの多様な形を学ぶこともできる、探究心をくすぐられるプロジェクトとなりそうです!
所在地: | 神奈川県茅ヶ崎市今宿965番地1-W-1101 |
---|---|
従業員数: | 5人 |
売上・予算規模: | 600万円 |
事業内容: |
コミュニケーションから誰ひとり取り残さず、「誰もが同じ瞬間に笑いあえる社会へ」をVISIONに掲げ、「スローコミュニケーションプロジェクト」を提唱。
|
報酬プラン | |
---|---|
採用予定人数 | 4人 |
こんな人に来てほしい! |
「障害者を支援したい!」という強い想いのある方は、当方とミスマッチとなる可能性が高いです。
|
個別説明会 |
|
オンライン面談候補日 |
|
キックオフMTG候補日 |
|