私たちSHIFT80は、ケニア・ナイロビのスラムに暮らす孤児や貧困家庭の子どもたちに、「教育・給食・生理支援」を届けているNPO法人です。
現地の声を起点に、“支援する/される”の関係を超えた共創型モデルをつくることを目指しています。
本プロジェクトでは、日本における応援の輪を広げ、社会に共感を届けるアクションを共につくっていく仲間を募集します。
特別なスキルがなくても、「一緒に考え、動く」気持ちがあれば大歓迎です。
【プロジェクトで取り組む内容】
以下のようなテーマを軸に、関心やご経験に応じて関わっていただきます。
● 関東エリアでのイベント企画・準備
例)トークイベント、上映会、小規模な対話会など。
● 支援者コミュニケーションの設計
例)イベントの告知、募集方法の検討、事後コミュニケーションの設計。
支援者とあたたかいつながりを育む工夫を一緒に考えていきます。
● 共感を喚起するイベントコンテンツの企画・制作
その他、ご自身の専門性を活かした挑戦的な提案も歓迎します!
【参考URL・記事】
SHIFT80公式サイト:https://shift80.org
ご紹介いただいたnote記事:https://note.com/soil_foundation/n/necab17c65203
私たちSHIFT80は、ケニア・ナイロビの都市スラムで暮らす子どもたちや女性たちとともに、「教育」「給食」「生理支援」を軸とした共創的な取り組みを行っている非営利団体です。
根底にあるのは、私たちの理念である
「Share the little you have.(わずかでも、持ちうるものを分かちあおう)」という言葉です。
それは、持っている人が持たざる人に一方的に与えるという意味ではありません。
むしろ、誰もがそれぞれの「分かちあえるもの」を持っているという信頼から始まる言葉です。
時間、技術、アイデア、関心、声、そして想い。
そのすべてが、世界を少しずつやさしく変えていく力になると、私たちは信じています。
■私たちが向き合っている社会課題
ケニアでは、2023年に教育課程が変更になり、新規にジュニアセカンダリースクール(日本でいう中学校)ができました。しかしながら、スラム地区には公的支援は届かず、スクールの運営は自転車操業の状況になっています。学びたくても学べなくなる現実がすぐ目の前まで迫っています。
また、女子生徒は、生理用品を買うことができずに月に数日間学校を休まざるを得ない状況も多く見られます。
女子だけ毎月欠席を繰り返すことが学力の低下や進学の断念につながり、将来の選択肢を大きく狭めてしまいます。
SHIFT80は、2025年8月に立ち上がったばかりの「生まれたてのNPO法人」です。
ケニアのスラムで教育・給食・生理支援を届ける活動は2018年から行っているため、活動の実績はありますが、NPO法人として本格的に社会に根を張っていくのは、まさにこれから。いわば、「ゼロから仕組みをつくっていく」スタート地点に立っています。
今、私たちがもっとも必要としているのは、支援者との関係性を丁寧に育てていくための“コミュニケーションの土台”を、一緒に考え、形にしてくれる仲間です。
● ノウハウがない。だからこそ、柔らかく・しなやかに考えられる段階
法人化して間もないため、まだ確立されたノウハウや仕組みはありません。
メールマガジン、SNS、報告書、寄付後の導線、ストーリーテリング……。
どれも手探りの状態で、「走りながら考えて、試しながら進めている」段階です。
だからこそ、外からの視点や多様なアイデアを歓迎できる柔軟性があり、一緒に悩み、試行錯誤してくれる人の存在が、本当にありがたいのです。
● 「出会いをつくる」ことが、ビジョン実現の鍵になる
私たちが描くビジョン「すべての人が、自分の可能性を追求できる社会」を実現するためには、その想いに共鳴し、共に歩んでくれる支援者との出会いを増やすことが不可欠です。
そのために今必要なのは、
・支援者とのコミュニケーションの基盤づくり(寄付後の体験設計や、継続的なつながりを生む仕組み)
・新しい支援者や仲間と出会う機会の創出(イベント・コンテンツ・キャンペーンなど)
これらを、SHIFT80の価値観や空気感を大切にしながら、共に実行してくださる方の力を必要としています。
本プロジェクトでは、SHIFT80という「生まれたてのNPO」が、より多くの人に理念や活動を届け、支援の輪を少しずつ広げていくための「最初の基盤」を共に形づくることをゴールとしています。
【定性的に実現したいこと】
・SHIFT80の活動に共感し、継続的に応援したいと思ってくださる人との出会いを増やす
・支援者との関係性を一過性にしないための「コミュニケーションの土台」を、試行的に設計・実践する
【定量的な目標】
・年間3,000円以上の寄付者を30名増やす
・リアルイベントを1回以上開催する
※対話型イベント、上映会、マーケット、ギャラリートーク等、形式はチームで検討したいです
※旅費交通費は参加者さまのご負担となります。あらかじめご了承ください。
このプロジェクトの先に見据えているのは「教育を通じて、支援を“循環”に変えていく社会モデル」の構築です。
単発的な寄付や救済ではなく、一人ひとりが希望をもち、次は誰かの可能性を支える側にもなっていけるような、共創と再分配の仕組みをつくること。
それがSHIFT80の事業の最終的なゴールです。
【定性的に実現したいこと】
・スラムに暮らす子どもたちが、経済的な事情に関わらず教育を受けられる状態を継続的に確保すること
・教育を受けた若者が、次世代を支える側にまわる「支援の循環」を育てること(卒業生が地域の子どもたちを教えたり、活動を担う構造)
・支援者と団体(私たち)の間に、「一方通行ではないつながり」が育つコミュニティや文化をつくること
SHIFT80は「支援」そのものが究極の目標ではなく、支え合う文化や、分かち合いの循環を社会に根づかせていくことを目指しています。
【定量的な目標(中期目標:3年以内)】
・ケニア・キベラ地区において、毎年150名以上の中学生が継続的に教育支援を受けられる体制を確立する
・年内にマンスリーサポーターを100名以上に拡大し、基盤収入の安定化を図る
・年間2回以上、日本国内で支援者・関心者との接点を生むリアルイベントを開催し、支援者コミュニティを育成する
特定非営利活動法人シフトエイティ(SHIFT80)
SHIFT80は、「すべての人が、自分の可能性を追求できる社会をつくる」ことをビジョンに掲げ、ケニア・ナイロビ市の都市スラムに暮らす子どもたちや女性たちに向けた、教育・給食・生理支援を軸とした非営利活動を行うNPO法人です。
理念に掲げているのは、「Share the little you have.(わずかでも、持ちうるものを分かちあおう)」という言葉。
支援を受ける人も、支援する人も、それぞれに何かを「分かちあえる存在」であるという信頼から出発し、対等な関係性のもとで“共創の支援”を大切にしています。
SHIFT80では、以下のような事業を展開しています:
・中等教育に通う子どもたちへの就学支援(学費・教材費・制服費のサポート)
・一日2食の給食提供による生活基盤の安定
・月経による欠席を防ぐための生理用品配布
・アートや写真を通じた自己表現・学びの機会の創出
また、支援者や関心を持ってくださる方向けに、日本国内で展示やトークイベントなどを開催しています。
坂田ミギー(さかた・みぎー)
SHIFT80 代表理事
過労で倒れたことをきっかけに、人生を見つめ直そうと世界一周の旅に出ました。
その途中で出会ったのが、ケニア・ナイロビのスラムでたくましく生きる仲間たち。
彼らの「わかちあいの精神」や「人としての強さ」に、心から魅了され、尊敬の念を抱いています。
2018年から、教育・給食・生理支援を柱としながら、ファッションやアートによる自立支援にも取り組み、現地の仲間と共に活動を続けてきました。
2025年には、より持続的で信頼される仕組みをつくるためにNPO法人シフトエイティを立ち上げ、現在は本格的に組織づくりと支援の輪を広げている最中です。
2025年のForbes JAPAN「NEXT 100」にも選出されましたが、まだまだ道半ば。
企画も仕組みも、これから手づくりしていく段階です。
今回のプロジェクトでは、参加者のみなさんと定期的に対話しながら、新しい支援候補者さんとの出会いをどう生み出すか、応援してくださる方をどう増やしていけるかを、一緒に考えていけたら嬉しいです。
正解のない問いを、たのしく、誠実に、面白がってくださる方。そんな方との出会いを楽しみにしています。
国際交流、国際協力に関わることができる、今期唯一のプロジェクトです。SHIFT80さんは、法人として立ち上がったばかりのNPO。しかしながら、すでにケニアでの活動実績があり、いろんなプロジェクトを手掛けていらっしゃいます。
大きな課題は資金調達ですが、SHIFT80さんもアグレッシブな目標を置いていらっしゃるので、これまでにはない新しいやり方が必要かもしれません。既存のやり方にとらわれないことも大切ですし、戦略をとがらせていくためにも、たくさんのアイデアや仲間が必要なフェーズだとおもいます。
国際交流・国際協力だけに限らず、人の行動変容や、ムーブメントを起こしていくことに興味・関心がある方も、ぜひ、チャレンジしていただけたらと思います。
所在地: | 東京都江東区木場3-18-17 |
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従業員数: | 3 |
売上・予算規模: | 〜1000万円 |
事業内容: |
SHIFT80は、ケニア・ナイロビ市のキベラスラムを中心に、貧困や家庭環境などの理由で教育機会を失いやすい子どもたちに対し、就学および進学を支える支援を行なっています。 中学校(Junior Secondary School)に在籍する子どもたちが継続的に通学できるように支援を行うほか、卒業後に進学を希望する生徒には、高等学校(Senior Secondary School)進学のための学費・寮費なども含めた支援を行っています。 受益者の選定・モニタリングは、現地の学校・卒業生らと協働して行っており、奨学金や給食支援と連動した継続的な支援を通じて、ドロップアウトの防止、学習成果の向上、そして将来的な自立の後押しを目指しています。 SHIFT80では、単に「学費を支払う」ことを目的とするのではなく、「誰もが自らの可能性を追求できる社会をつくる」ために、教育が果たす力を信じ、支援者と受益者が「わかちあい」の関係でつながる支援のあり方を大切にしています。 |
報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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採用予定人数 | 2 |
こんな人に来てほしい! |
SHIFT80はまだ立ち上がったばかりなので、しっかりとした仕組みや体制はありません。
たとえば、こんな方とご一緒できたらうれしいです:
【歓迎するご経験・スキル(あればうれしいもの)】
・イベントの企画や運営のご経験
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個別説明会 |
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