• 2025年下期
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  • 医療・介護・ヘルスケア

わたしだけじゃなかったと思える社会に 医療機関におけるセルフヘルプグループの情報提供についてのリサーチPJ

  • 兵庫県
一般社団法人wreath
  • 生煮え度
募集中 公開中

プロジェクト概要

一般社団法人wreath(リース)は、どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会の実現に向けて、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりに取り組む団体です。

※セルフヘルプグループとは?
「共通の悩みや生きづらさがある当事者が運営しているグループ」といわれます。病気や障害、依存症、不登校、引きこもり、子育て、介護、性的マイノリティなど、本人や家族を対象にしたさまざまなグループがあります。

当団体では、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みとして「セルフヘルプグループのプラットフォーム wreath」を運営しています。この度のプロジェクトでは、セルフヘルプグループを必要とする方により情報を届けていくために、セルフヘルプグループのプラットフォームの広報物を医療機関に配布または掲示するためのリサーチを行いたいと考えています。

※セルフヘルプグループのプラットフォーム wreath
https://www.wreath.or.jp/participant

根底にある想い・ビジョン

セルフヘルプグループは誰しもが必要としうる場だと思います。
自分や大切な人が病気や障害をもったり、家庭や職場での関係性に苦悩したり、いじめやハラスメントの被害者や加害者になったりする。こうした経験は、誰しもがあう可能性をもっていると考えるためです。

しかし、セルフヘルプグループについて「内容をよく知っている」と答えた人は2.9%(※)と、まだ十分に知られていません。そうしたことから、セルフヘルプグループを必要とするような状況にあったとしても参加につながりづらく、孤独感を抱いたままになることがあります。

そこで、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりとしてセルフヘルプグループのプラットフォームの運営を行っています。当事者同士によるわかちあいを通じて「わたしだけじゃなかった」と思えるように、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりに取り組んでいます。

※一般社団法人wreath 2024「セルフヘルプグループの認知度に関する調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000141510.html

今抱えている課題

現在、セルフヘルプグループのプラットフォームはβ版としてご提供中です。ご利用いただいたグループの皆様にインタビューをさせていただきながら利用改善を重ねています。その一方で、セルフヘルプグループの情報を必要とする方に届ける取り組みも行っています。

「セルフヘルプグループの認知度に関する調査」では、参加したことがあるセルフヘルプグループまたは自助グループを知ったきっかけのトップは「インターネットでの検索」、次いで「病院やクリニックに配布または掲示している広報物」ということが明らかになりました。

セルフヘルプグループを知るきっかけとし て「インターネットでの検索」が最も高いことが明らかになったことから、セルフヘルプグループを必要とされる方に情報をお届けできるよう、Googleの非営利団体向けプログラム 「Google Ad Grants」を活用し、検索キーワードにあわせてプラットフォーム上のミーティン グ情報が検索結果に表示されるように運用しています。

一方で、「病院やクリニックに配布または掲示している広報物」からの認知も大きいことから、セルフヘルプグループを必要とする方に情報を届けていくために、セルフヘルプグループのプラットフォームの広報物を医療機関に配布または掲示できるようにしていきたいと考えています。

セルフヘルプグループを必要としたときにつながれるようにぜひお力を貸していただけますと幸いです!

3か月間のプロジェクトのゴール

【2025年度中に医療機関でセルフヘルプグループの情報提供を行えるようにする】
そのためのリサーチ
 ー現状の把握
 ー当事者ならびに病院側のニーズ・課題抽出
 ー医療機関への広報物導入にともなう戦略立案
 ーロードマップ作成
 ー予算案作成

可能であれば、以下についても行っていきたいと考えています。
・実施先探し、関係性構築(兵庫県下の医療機関を希望)
・ファンドレイジング(本プロジェクトに使用/応募できる助成金の調査および応募にともなう書類作成)

まずは以上のように設定させていただいていますが、参加してくださる方のご意見やご希望なども聞きながらプロジェクトゴールを調整/再設定させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクトの先にあるこの事業のゴール

どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会があると考えています。

プロジェクトオーナー(法人)自己紹介

一般社団法人wreath(読み:リース)

VISION
どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会の実現

MISSION
セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくり

<事業内容>
セルフヘルプグループのプラットフォームの運営
セルフヘルプグループ運営のわかちあいの場の開催
セルフヘルプグループに関する調査・情報発信

プロジェクトオーナー(個人)自己紹介

下村真代(しもむらまよ)
一般社団法人wreath 代表理事
総合広告会社にて市場調査などの業務を行っていましたが、自身がセルフヘルプグループを必要とし助けられた経験から、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりがしたいと思い仕事を休職し、2024年4月に一般社団法人wreathを設立しました。

事務局からのコメント

簡単には解決できない悩み、誰にも話せない悩みを抱えている時、もっとも苦しいのは、悩みそのものではなく「この苦しみやつらさは、誰にもわかってもらえない」と感じることではないでしょうか。

問題はすぐには解決できない、だけど、同じような苦しみや痛みを知っている人たちが他にもたくさんいる。その繋がりを感じることができたら「わかってもらえない」という孤独な気持ちは少し救われるかもしれません。

日本における患者会・自助会(セルフヘルプグループ)のような仕組みは、戦前からあったそうです。病気や疾病に関する最新情報、治療法などの情報交換はもちろん、お互いの不安や悩みを共有し、精神的な支え合いをおこなうこと。専門家に依存せず、当事者同士の意思と活動によって主体的に運営されるグループが増えることで、困難を抱える人たちの「生きづらさ」を減らすことができるとおもいます。

今回のBeyondersのチャレンジは医療機関へのアプローチと、やや道のりは長く感じられるかもしれませんが、Step by Stepでいろんなチャネルを模索してみることが大切だと思います。ぜひチャレンジしてください。

法人概要

所在地: 兵庫県神戸市中央区磯辺通1丁目1−18 カサベラ国際プラザビル707号室
従業員数: 0
売上・予算規模:
事業内容:

セルフヘルプグループのプラットフォームの運営
セルフヘルプグループ運営のわかちあいの場の開催
セルフヘルプグループに関する調査・情報発信

募集概要

報酬プラン A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
採用予定人数 3
こんな人に来てほしい!

・wreathの取り組みに共感いただける方
・プロジェクト内のコミュニケーションはslackを利用する予定ですので、これまでにslackを使ったことがある方がうれしいです。
・本プロジェクトのプロジェクトマネジメントはチームの方にお願いしたいと思っています。プロジェクトマネジメントのご経験がある方がいらっしゃると大変心強いです!
・今回のプロジェクトでは医療機関にアプローチしたいので、医療機関やその関係者の方とのネットワークをお持ちですと大変ありがたく思います。

個別説明会
  • 1回目:2025/10/29(水) 19:00-20:00
オンライン面談候補日
  • 1回目:2025/11/12(水) 11:00-13:00
  • 2回目:2025/11/12(水) 19:00-21:00
  • 3回目:2025/11/13(木) 11:00-13:00
キックオフMTG候補日
  • 1回目:2025/12/06(土) 09:00-13:00

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