東海地域からソーシャルイノベーターが生まれ育っていくために、Co-Doのストーリーをつくりながら、多くの人や企業、団体、行政の巻き込みを一緒に実現していただける方を探しています!
私たちは、東海地域から社会を変えるソーシャルイノベーターが生まれ育っていくプログラムやそのエコシステムをつくるために、東海地域のプレイヤーを中心に立ち上がった非営利法人です。
法人登記前の活動では、「Social Innovation Project Co-Do」という海外越境プログラムを行い、これまで計50名以上の社会課題に向き合う若者と合宿を行い、計15人と海外に越境し、真に社会を変えるためのコンピテンシーと視座を磨いてきました。
その結果、参加者の中からソーシャルベンチャーとして資本主義によって生まれるねじれを「贈与」を使って解決するためにソーシャルベンチャーを起業する人や、スタートアップとしては珍しいBPOという形で3000万円の資金調達を行い、スタートアップとしての成功を応援してくれる地域への還元に繋げる野望を持って起業する人も現れました。これらは社会を変えるための1つの例にすぎません。さらに多くの世界を変えたいと願う若者たちにもこのプログラムを届けていきたいと考えています。
1年目は経済産業省の助成金を活用したものの、2年目は私たちの理想とするプログラムに仕上げるために、運営メンバーの自己資金で運営を行いました。そして3年目となった今年。これを自分たちの活動で留めるのではなく、広く東海地域の思いある方々と共につくっていくプロジェクトにしたいと思っています。Co-Doのビジョンや成果を一緒に議論しながら可視化し、企画書やレポートの立案から周知イベントや協賛企業開拓などを一緒に実現に向かって走っていきたいです!
WEBサイト:https://co-do.net/
参加者の声:https://note.com/codo_tokai/m/md38ba053c068
Co-Do は、社会を変えたい、こんな社会をつくりたいといった、社会への思いを持った挑戦が報われる生態系をつくります。
それは「天然物」の限られたイノベーターだけでなく、まだ何者でもない若者が仲間と語り合い、挑戦し合うことで「養殖物のイノベーター」として育ち、社会に羽ばたいていくプロセスです。
若者が自らの思いを起点に試行錯誤を重ねる場と、その挑戦を共に支え合う仲間が存在すること。やがて彼らが大きく羽ばたいた時に、Co-Doがある社会とない社会の差は決定的に表れます。
また、それが地方の生態系・エコシステムから生み出されることが日本社会の希望につながると信じています。地域の多様な資源や人とのつながりの中で育まれた若者の挑戦は、単なる一個人の成長にとどまらず、地域社会全体の変革やイノベーションを生み出します。その連鎖がやがて都市へ、そして日本全体へと波及していくとき、持続可能で多様性のある社会の基盤が築かれていくのです。
私たちは、挑戦が孤立せず、共感と協働によって社会に接続され、成果へとつながる循環を広げたい。その結果として、社会に新しい価値や仕組みが生まれ、次世代のイノベーターが次々と誕生していく。
Co-Do は、若者の挑戦を起点に未来を切り拓く、イノベーション生態系のハブとなることを目指します。
【1】プロジェクト課題・組織課題
Co-Doを運営することで参加してくれた若者に向き合い、それによってまずはソーシャルベンチャーもしくはインパクトスタートアップなどが生まれています。一方でこれを社会に発信し価値の見える化はできておらず、それによって東海地域のステークホルダーの巻き込みには課題があります。そのために必要なことは、イノベーターが東海地域から生まれることの意味価値とストーリーを描き可視化することだと考えています。具体的に、「ビジョンの整理」「成果の可視化」「それらを活用した戦略的なアプローチ」「企業開拓」をご一緒してくださるパートナーを求めています。
また、個別課題ですが、フィランソロピーに基づいて自分たちで進めてきたため、下記の課題を感じています。
・協賛を得るための提案資料、協賛モデルがまだ十分に体型化されていない。
・協賛に関心を持つ可能性のある企業のリスト化・ニーズ把握が十分でない。
・協賛後の関係継続や、協賛メリット(CSR・採用・地域連携等)を具体的に示す仕組みが未整備。
・プロボノ含めた関係者を巻き込む役割・体制が不明瞭で、円滑な進行が難しい。
【2】東海地域の課題
名古屋ではSTATION Aiが生まれ、浜松のスタートアップも盛り上がっています。一方で市場性があるスタートアップに偏る傾向があり、時間軸がかかる社会課題起点のインパクトスタートアップやソーシャルベンチャーは生まれにくく、それを支援する団体も少ないです。そのため、若者がそれを目指す機運も生まれにくい現状になっています。東海地域の希望になるようなイノベーターが生まれるエコシステムをつくるためには、①事業ではなくコンピテンシーを磨く機会②越境して東海や日本を超えた視座を獲得する機会③ロールモデルとそれを地域や企業が応援していることの可視化、これらが必要だと思います。
今回のPJでは、Co-Doが地域に必要なプロジェクトへ昇華していくために以下の内容をゴールとして設定しました。
① これまでの成果の可視化
・Co-Doがこれまでに生み出してきた参加者の変化や社会的インパクトを整理し、数字・事例・ストーリーとしてまとめる。
・既に起こっている変化(若者の成長、地域との協働、社会的な波及効果)をレポート化・資料化することで、企業に対して「協賛する価値」を客観的に示せる形にする。
② 企業側のメニュー・メリット設計
・企業にとっての関わり方を具体化し、「協賛すると何が得られるのか」を明確にする。
・広報・PRの価値、社員の人材育成(越境学習やリーダーシップ開発)、地域課題解決との接点など、複数のメリットを整理。
・協賛金の活用先(例:起業家や参加者の滞在費を企業が負担し支援につなげる)を提示し、社会貢献と企業価値向上が両立するモデルを設計。
本プロジェクトの先に私たちが目指すのは、Co-Doを持続的に運営できる基盤を確立し、若者の挑戦が地域と社会に波紋を広げていく未来です。これまでに延べ50名以上の若者が参加し、地域や企業と協働するプロジェクトが数件生まれてきました。こうした挑戦をさらに広げていくためには、企業との協賛・連携を通じて「資金」と「人的支援」の両輪を確立することが欠かせません。
3年以内に主要協賛企業を10社以上獲得し、毎年20名規模の若者が越境挑戦に取り組める体制を整えます。参加した若者のうち7割が「挑戦後に社会を変えるような新たなアクションを継続」、協賛企業の8割が「社員の成長やCSR効果を実感」と答えるような成果を目指します。さらに地域では、毎年5件以上の新しい事業・プロジェクトが立ち上がることをゴールとします。
Co-Doは、単なるイノベータープログラムではなく、次世代イノベーターを輩出し続けるエコシステムのハブとして成長し、地方から日本社会に新しい希望をもたらしていきます。
こえるは、「越境と共創」を軸に、社会に思いを持った挑戦が報われる生態系をつくることを目指しています。地域や企業、行政、海外といった多様なプレイヤーをつなぎ、若者を中心とした挑戦が新しい価値や仕組みを生み出す場をデザインしてきました。単なる人材育成や教育の枠にとどまらず、挑戦の循環そのものを社会に根付かせることが私たちの使命です。天然物の突出した人材だけでなく、場から育つ「養殖物のイノベーター」が羽ばたくことで、地域から社会を変えていく。その連鎖を広げ、日本に新しい希望を灯していきます。
河尻諭(かわじりさとし)
岐阜県美濃加茂市、1988年生まれ。株式会社レジスタ取締役、特定非営利活動法人こえる代表理事。
立命館大学卒業後、2年間の会社員経験を経て2013年起業。数々の失敗を経て、お寺や地域の人と共に地域に賑わいを創出するまちづくり事業やソーシャルグッドな企業・団体の価値が世の中に届くようためのクリエイティブ事業を営む。現在は、東海に多様な挑戦の機会を生み出すため、越境と共創をコンセプトにしたNPO法人を立ち上げ、ソーシャルイノベーターを生み出すCo-Doや異なる分野が集まるサミットイベントの企画運営を行う。
関東・関西地域と比較すると、東海地域は「ベンチャー不毛の地」なんていう言葉もあるぐらい起業する若者はまだまだ少ないそう。エリア的にも、トヨタグループをはじめ、製造業の大企業が圧倒的に強く、保守的な気質の土地柄もあいまって、起業家が育ちにくいというのがこれまでの定説だったようです。
そんな東海地域も、数年前から変化が起きており、スタートアップの支援を行う自治体が増えてきたり、チャレンジを後押ししようという動きがでてきたそう。オーナーの河尻さんも「若者たちの社会起業家的なチャレンジを応援したい!」という純粋な気持ちで活動をされています。
今回は自分たちと一緒に、若者のチャレンジを応援してくださる企業・団体を見つけていきたいとのことでBeyondersに手を上げてくださいました。地域の発展や、課題解決に貢献したい、地元愛が強い経営者さんはたくさんいそうです。ぜひ、一人でも多くの志高い人たちに出会っていけるよう、力を貸してください。
所在地: | 愛知県名古屋市中区橘1-24-2 |
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従業員数: | 理事8名・監事1名・業務委託3名 |
売上・予算規模: | 300万円 |
事業内容: |
越境と共創をコンセプトに、社会に思いを持った挑戦が報われる社会を目指しています。
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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採用予定人数 | 最大4名 |
こんな人に来てほしい! |
まだ形になっていないアイデアや仕組みを、仲間と議論しながら試行錯誤することを楽しめる人と一緒にチャレンジしたいです!
経験やスキルよりも、まずは「やってみたい」という想いを大切にしています!ワクワクを感じたら、ぜひ一緒に挑戦してください! |
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