「村まるごと健康ランド構想」の次の拠点となる、宿泊体験施設の事業計画づくりを一緒に考えてくれる人を募集します!
まにまは京都府北部・京丹後市の14世帯の大路集落で、アウトドアサウナ施設「蒸-五箇サウナ-」を運営しています。築120年の古民家を改修した薪サウナと、目の前の小川に入れる環境を活かした施設には、これまで多くの人が訪れてくれました。
蒸‐五箇サウナ‐には年間約300組の方が訪れますが、現在の体験は「日帰り」が中心です。訪れてくれた人の多くが、この集落の時間の流れや暮らしに魅力を感じ、「もう少しここにいたい」「こんな暮らしをしてみたい」と話してくれます。だからこそ次のステップとして、この場所に泊まり、暮らしを感じられる体験をつくりたいと考えています。
そこで今わたしたちが構想しているのが「村まるごと健康ランド」です。
昔ながらの健康ランド(スーパー銭湯)のように、温浴・食・宿泊・自然体験・人との交流などを組み合わせ、心と体をゆるめる時間を集落全体でつくるというアイディアです。
今回のプロジェクトでは、その中でもサウナの次の拠点となる宿泊体験施設に焦点を当てます。空き家や地域資源を活用しながら、「この場所に泊まり、集落の暮らしを感じる体験」をどう設計するのかを考え、事業計画として形にしていきます。
限界集落という現実の中で、どうすれば暮らしを残していけるのか。観光地をつくるのではなく、「この場所に関わりたくなる体験」をつくるにはどうしたらいいのか。地方での事業づくりや、地域資源を活かした滞在体験の設計に興味がある方と、一緒に構想を深めていけたら嬉しいです。
【プロジェクトの流れ・やること(予定)】
①キックオフ(オンライン)
7月1日〜8日の間で3時間ほど
自己紹介
健康ランド構想の内容や宿泊体験施設の事業計画案をお伝えし、フィールドワークに備えます。
②フィールドワーク・チームづくり(リアル)
7月11日〜12日|1泊2日
「蒸-五箇サウナ-」で実施予定です。実際に現地に来ていただき、サウナ体験・地域住民との交流・フィールドワーク・食事などを通して、集落の暮らしや資源を体感してもらいます。チームビルディングも行います。
※交通費と飲食代の一部をご自身でご負担いただきます。宿泊費は会社で負担いたします。
③事業アイディアのブラッシュアップ(オンライン)
どんな宿泊体験がこの場所に合うのか、サウナとどう組み合わせるのか、集落の暮らしとどう接続するのか など、さまざまな観点から事業アイディアを練っていきます。
④事業計画づくり(オンライン)
宿泊体験施設のコンセプト整理、収益モデルの検討、運営イメージの整理などを行い、事業計画を詰めていきます。
融資などに使えるレベルにしたいので、事業計画の補強となるデータやアンケート収集などもご協力いただけたらと思います。
10月初旬までに完成を目指します!
【参考ページ】
■蒸-五箇サウナ-
https://musu-sauna.com/
■代表のnote「14世帯の限界集落、サウナから始まる10年後の景色を守る挑戦_株式会社まにま(蒸‐五箇サウナ‐)」
https://note.com/kiri1992/n/n99f39a480c5b
■KYOTO NEXT AWARDページ
https://kyoto-nextaward.kyo.or.jp/2025finalist/finalist8/
■タンゴサウナ祭 京丹後経済新聞
https://kyotango.keizai.biz/headline/120/
私たちのビジョンは「集落の煙の数を増やす」ことです。
お風呂を薪で沸かす湯けむり、冬を越すための薪ストーブ、春の野焼き。
集落の空に上がる「煙」は、そこに人の営みがある証ということです。
それらが減ってしまうということは、集落の暮らしや文化が消えかかっているサインでもあります。だからこそ、煙を絶やすことなく、むしろ増やしていきたいと心から願っています。
わたしたちが住む集落・大路では、担い手の減少によって暮らしと景観が失われてしまう危機感があります。
約4年間の「蒸-五箇サウナ-」の営業を通して、この場所に来た人が集落を知り、ゆっくりと滞在するきっかけを作れたことが重要だったと思っています。都市に住みながらも“豊かさの別のかたち”を探し求める人にとって、この集落のゆったりとした時間は、新しい生き方のヒントになると考えています。
これから本格的に取り組む「村まるごと健康ランド」構想では、サウナに加えて食、宿泊、自然体験を組み合わせ、訪れた人も住民も一緒に心と暮らしを“温め合う場所”を目指します。地域資源を循環的に活かし、住民には収入・役割を、集落には持続可能な循環をもたらす仕組みをつくります。
これはイタリアで始まったアルベルゴディフーゾという考え方を参考にしています。
アルベルゴディフーゾは、「地域をまるごと一つの宿泊施設として捉える分散型ホテル」を目指しています。1つの施設に閉じず、地域の空き家などを活用して、レセプションや宿泊棟・レストランを配置し、地域全体をホテルとして運営していこうという考え方です。
参考ページ:https://albergodiffuso.jp/#Groupoverview
また昨年出版された「風の谷という希望」も参考にしています。
ただサウナに入るだけではなく、サウナをきっかけに、集落を未来に残す取り組みにチャレンジしていきたいです!
私たちは現在、蒸‐五箇サウナ‐を夫婦2人とアルバイト1人という小さな体制で運営しています。日々の運営を回すことで精一杯な部分もあり、「村まるごと健康ランド」の構想を具体的な事業として進めるための人材や資金といったリソースが十分にあるとは言えない状況です。
また、構想自体はあるものの、それを宿泊施設という形でどう実現していくのか、収益モデルや運営方法などを含めた事業計画としてはまだ整理しきれていません。実現に向けては、構想をより具体的な形に落とし込んでいく必要があります。
さらに、この構想は地域資源や暮らしを活かした新しい取り組みでもあるため、私たちだけの視点ではなく、さまざまなバックグラウンドを持つ人のアイディアや意見を取り入れながら磨いていくことが重要だと感じています。
こうした課題に向き合いながら、「村まるごと健康ランド」の最初の拠点となる宿泊体験施設の事業計画を形にすることを目指し、この場所の未来を一緒に考えてくれる仲間と出会えることも期待しています!
このプロジェクトの3か月間では、「村まるごと健康ランド構想」の次の拠点となる宿泊体験施設の事業計画を作成することをゴールとしています。
フィールドワークで地域の暮らしや資源を体感したうえで、宿泊体験のコンセプト設計、サウナとの組み合わせ方、収益モデルや運営方法などを整理し、実現可能性のある計画へとブラッシュアップしていきます。最終的には、融資などにも活用できるレベルの事業計画書の完成を目指します。
【定性的な目標】
・宿泊体験施設のコンセプトを明確にする
・サウナと組み合わせた滞在体験の設計を行う
・集落の暮らしを感じられる宿泊体験のあり方を具体化する
・実行可能な宿泊事業の方向性を整理する
【定量的な目標】
・10月初旬までに事業計画書を完成させる
私たちが描く「村まるごと健康ランド構想」では、空き家を活用して点在する古民家を宿泊施設や食堂、図書館などに変え、訪れる人が練り歩きながら集落の日常を体験できる仕組みを整えていきます。薪で焚くサウナや地元食材を使った料理、滞在中の畑作業や神社の参拝など、すべてが地域の時間に溶け込み「ここに暮らすように過ごす」体験になります。
この取り組みは、観光と地域が分断された従来の観光地ではなく、暮らしと観光を混ぜて楽しむイタリアのモデル「アルベルゴデフーゾ」を参考にしています!
短期的には指定管理施設「天女の里」と連携し年間1万人規模の来訪を見込み、中期的にはクラインガルテンやシェアハウスを整備して中期滞在者を増やしたいと考えています。最終的には「10年で移住者10人増」を掲げ、全国の限界集落にも展開可能なモデルを確立することがゴールです。
株式会社まにまは、京都府京丹後市の大路集落を拠点に「地域の湯けむりを増やしていく」ことをビジョンに掲げる会社です。2015年から2019年にかけて限界集落の数は1.4倍に増加し、文化や景観が失われていく「負のスパイラル」が進んでいます。大路も例外ではなく、10年後には現役世帯が2世帯まで減る見込みです。この現実を前に、私たちは「温める可能性を探る」という理念を軸に、サウナ事業を通じて地域の未来を模索してきました。
2022年に築120年の古民家を改修し、完全貸切型の「蒸-五箇サウナ-」を開業。年間300組1500人が訪れ、訪れた人が集落の景観や暮らしを知る入口となっています。さらに、「みんなの蒸」ではサウナを地域の交流の場に開放し、「うつとサウナ」では心身のケアをテーマに実証実験を行いました。今年は子育て中のママパパが子どもを預けて入れる「ママパパサウナの日」を実施予定。地域と都市の人をつなぐ「タンゴサウナ祭」も開催し、集落の魅力を五感で味わう機会を創出してきました。
次の挑戦は「村まるごと康ランド」構想です。サウナを入口に、食、宿泊、農業や自然体験を組み合わせ、来訪者が心身をリフレッシュしながら暮らしに触れられる仕組みを整えます。短期的には「天女の里キャンプ場」との連携を通じて宿泊や商品加工の拠点を確立し、中期的には空き家を活用した宿泊やクラインガルテンを整備。売上の一部を田畑や神社の保全に充て、米を高値で買い取り商品化するなど、集落の資源を活用した事業を考えています!
またこれまでの実践を積み重ねながら「観光と暮らしを混ぜる」挑戦を進め、全国の限界集落にも広がるモデルづくりを目指しています。
■足立キリ/株式会社まにま 代表
京都市内出身。大学卒業後、東京の広告代理店に勤めていましたが、コロナ禍をきっかけに自分のやりたいことと向き合い、幼いころから親しんできた銭湯や温浴文化が原点にあると気づきました。長野県「The Sauna」に訪れたときに「アウトドアサウナを京都の田舎で作りたい」と思い、ヘルパーとして働き、サウナや接客について学びました。サウナを作る場所を探す中で京丹後に出会い、地元の整形外科クリニックのオーナーの協力を得て「蒸-五箇サウナ-」を2022年に立ち上げ、地域おこし協力隊も兼務。集落の暮らしに魅了され、「村まるごと健康ランド」構想を掲げ、今年独立しました。サウナを入口に食や宿泊、農業までをつなげる新しいモデルに挑戦しています。
■足立 眸(ひとみ) / 株式会社まにま 役員・合同会社むすんでひらいて 代表
神奈川県横浜市出身。大学卒業後、広告会社で営業を経験し、その後は人材系ベンチャーでキャリアアドバイザー、広告会社で人事を担当してきました。2022年に京丹後に出会い、「自分らしく生きれる土地だ」と感じ、移住を決意。2023年夏に京丹後と東京の二拠点生活を始め、冬に移住しました。人が自分らしく生きられる社会を支えたいと考え、コーチング資格を取得し、2024年に合同会社むすんでひらいてを設立。2024年から蒸-五箇サウナ-の運営に関わり、株式会社まにまでは経営企画や人事を担当。むすんでひらいてでは、「京丹後経済新聞」の編集長としても活動。丹後で挑戦する人の声を記事にし、地域の背中を押す取り組みを続けています。本が大好きで、いつか「本のある居場所スペース」を開くことが夢です。
「村まるごと健康ランド」の構想は、とってもワクワクする素敵なプロジェクトです。しかし、村にあるリソースや、家族経営での事業運営を踏まえると、「理想としてどんな村・体験になれたらよいか」だけという画だけでなく、「無理なく小さく黒字化しながらどんな順番で実現していけるのか」という経営戦略もとっても大切です。
夢を大きく描き、着実に歩みを進める、という理想と現実を踏まえた作戦を、知恵を出し合いながら練っていける仲間にぜひご参画いただきたいです!
| 所在地: | 京都府京丹後市峰山町鱒留1648 |
|---|---|
| 従業員数: | 2(+アルバイト2名) |
| 売上・予算規模: | 1100万円 |
| 事業内容: |
株式会社まにまは、「温める可能性を探る」をミッションに掲げています。2022年11月から、築120年の古民家を改修した「蒸-五箇サウナ-」を運営しています。現在、年間約300組1500人が訪れる場となっています。来訪者が地域の人や暮らしに触れるきっかけを生みながら、限界集落が抱える課題に向き合ってきました。今後は、集落の暮らし、景観、文化を未来に残していくことを目指して、サウナを起点に食や宿泊、自然体験を組み合わせた「村まるごと健康ランド」計画を進めたいと考えています。 |
| 報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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|---|---|
| 採用予定人数 | 3 |
| こんな人に来てほしい! |
・プロジェクト内容を読んでピンときた人
前回、プロジェクトの進め方にもアドバイスをいただきとても助かりました。
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| 個別説明会 |
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| オンライン面談候補日 |
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| キックオフMTG候補日 |
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