企業と連携した女性社員向けプロボノの可能性を探り、女性リーダーシッププログラムの事業モデルを構築するプロジェクトです。
サービスグラントでは、プロボノによるNPO等の課題解決を行いながら、社会課題を題材にした実践型の越境学習型の人材育成プログラムも提供しています。
具体的には、異業種での協働を通じてリーダーシップを育む「プロボノリーグ」と、育休中・離職中のママがNPOの課題解決に取り組む「ママボノ」です。
特にママボノでは、参加者がプロボノを通じて自信回復やキャリア形成につながる経験を得ており、これまでに延べ950名が参加、令和6年度東京都女性活躍推進大賞 特別賞も受賞しています。こうしたプログラム運営の知見は、女性社員向けの新たな人材開発プログラムを構想するうえでも重要な示唆を与えてくれます。
現在、女性社員のリーダーシップ育成やキャリア形成に寄与する新たな企業と協働したプロボノプログラムの可能性を探っています。しかし、女性活躍推進の施策は企業ごとに取り組み状況が大きく異なり、導入のハードルやニーズもまだ明確ではありません。導入事例や競合リサーチも途上で、「どこにフォーカスして事業モデルを組み立てるべきか」が定まっていない状態です。
そこで本プロジェクトでは、参加者の皆さんとともに、企業の女性活躍施策やプロボノ導入事例のリサーチ、企業人事・女性社員へのヒアリングを行い、サービスグラントがこれまで培ってきた知見(ママボノを含む)を活かしながら、新たな事業モデル案を共創していきます。
具体的な進め方としては以下を想定しています。
①サービスグラントの現状やサービスグラントでヒアリングを行った企業の情報のインプットを行い、現状の課題や企業側の視点を整理する
②競合となり得る既存プログラムや他社の取り組みを調査する
③企業人事担当者や女性社員へのヒアリングを通じてニーズや導入条件を把握する
④その知見を踏まえて、女性社員向けプロボノプログラムの方向性を検討する
最終的には、女性社員がプロボノを通じて自信・リーダーシップを育む仕組みを構想し、社会的インパクトを企業領域へ広げるための“たたき台となる事業モデル”を一緒に描いていきたいと考えています。
●ママボノ公式サイト:https://mamabono.org/
●サービスグラントが取り組む人材開発プログラム「プロボノリーグ」:https://www.servicegrant.or.jp/about/corporate/league-hrdev/
※キックオフMTGの日程は都合がつかない方がいる場合、決まったメンバーの可能日で再調整する想定です。
日本では女性のジェンダーギャップが依然として大きく、管理職比率も伸びず、家事育児負担は夫の5.5倍とも言われています。挑戦したくてもできない構造が、女性のキャリア形成を阻んでいます。
サービスグラントでは、プロボノを通じて多様な人材が自信やリーダーシップを育む機会を提供してきました。その一つであるママボノでは、育休中・離職中の参加者がNPOの課題解決に取り組むことで自信を取り戻し、当初プロボノへの参加にも躊躇していた参加者の65%が「リーダーシップを発揮できそう」と回答するなど、確かな変化が生まれています。役割を担い合いながら進めるプロジェクト型の経験が、自然とリーダーシップを引き出すためです。
こうした学びや成長のプロセスは、ママに限らず、企業で働く女性にとっても必要な力だと感じています。
そこで、これまでの知見を企業領域に広げ、
●女性社員がプロボノを通じて自信とリーダーシップを育む
●異業種での越境学習から、つながりやロールモデルが生まれる
そんな仕組みをつくりたいと考えています。
企業向けに女性社員が参加するプロボノプログラムを構想しているものの、現時点ではまだ“生煮え”の状態です。
企業の女性活躍施策には大きなばらつきがあり、どの企業がどのようなニーズを持ち、どこに導入のハードルを感じているのかが明確ではありません。これまで企業担当者へのヒアリングを進めてきましたが、取り組み状況も課題感も企業ごとに異なり、どのポイントにフォーカスしてプログラムを設計すべきかが定まりきっていません。また、女性社員をターゲットにした越境学習や社内プロボノなどの既存事例・競合リサーチも十分にできておらず、これまでのプロボノやママボノの強みをどのように企業向けに翻訳すべきかの整理も途上です。
一方で、企業側からは「自信を持ってリーダーを担う女性を増やしたい」「マミートラックを防ぎたい」といった声が確実に増えており、DE&Iや人的資本経営の流れの中で、女性が越境し挑戦できる機会は今まさに求められています。
そこで、企業の実態を丁寧に把握し、どんなテーマ・構成のプログラムなら企業に響き、女性が安心して挑戦できるのかを明らかにする必要があります。この課題を解きほぐし、事業モデルの核をつくるために、今回のプロジェクトが必要だと考えています。
プロジェクトを通じて、企業にとって魅力的で導入しやすい女性社員向けプロボノプログラムの方向性を明確にすることを目指します。具体的には、以下の状態をゴールとします。
●定性的なゴール
- 企業に響くテーマ・プログラム構成が明確になっている
- アプローチすべき企業群が見えている
- 企業側のニーズ・導入ハードル・成功要因が整理されている
- これまでのプロボノ・ママボノの強みを活かした“企業向けプロボノモデル”のたたき台が完成している
●定量的なゴール
- 企業ヒアリング:5〜8社
- 既存事例・競合リサーチ:10件以上
- 優先アプローチ企業:5社程度を特定
企業と協働して女性社員向けプロボノを広げることで、女性が自信を持ってリーダーシップを発揮できる機会を社会に増やしていきたいと考えています。
事業としては、企業が導入しやすいプログラムモデルを確立し、継続的に運営できる仕組みを整えることで、本プログラムを安定的に届け続けられる状態をつくることを目標とします。
●定性的なゴール
- 女性社員がプロボノを通じて自信とリーダーシップを育む仕組みを社会に広げる
- 異業種での越境学習から、つながりやロールモデルが生まれる
- 企業の女性活躍施策の選択肢として「プロボノ」が認知される
- ママボノが企業と協働しながら持続的に価値提供できる事業モデルを確立する
●定量的なゴール
- 2〜3年で年間3社の企業導入
- 参加者の80%以上が「自信向上」「リーダーシップ発揮の実感」を回答
- 参加者コミュニティを形成
認定NPO法人サービスグラントは、「社会参加先進国へ」をビジョンに掲げ、社会課題に取り組むNPOや地域団体に対して、プロボノを通じた支援を行っています。多様な市民が自分の経験やスキルを活かして社会に関わり、誰もが参加しやすい仕組みを広げることを目指しています。
その中でママボノは、ママたちによるプロボノプログラムを運営しています。部門ビジョンは「子どもを生んでもキャリアを諦めなくてよい社会へ」。ママがプロボノに挑戦し、自信回復やキャリア形成につながる機会をつくってきました。
津田詩織(ママボノ・企業協働プログラム担当)
人材育成支援企業にて、上場企業向けのリーダーシップ研修の企画・提案、プログラム開発、研修講師などを担当。2度のプロボノ参加を経て、2014年よりサービスグラントに参画し、プロボノプロジェクトのコーディネートに従事しています。現在は、企業のサステナビリティ推進部門との協働事業や「ママボノ」を中心に担当しています。
今回のプロジェクトで、皆さんと一緒に新しい価値をつくっていけることを楽しみにしています。
企業で働く方がNPOに対してプロボノを行う最大の魅力は、
越境学習を通じて自分とは異なる価値観や課題に触れられることです。
サービスグラントさんではこれまで、多様なプログラムを実施し、
参加者の自信回復やキャリア形成に寄与してきた実績があります。
実際にNPOにかかわることで、企業内だけでは得られない視点が広がり、
ご自身の仕事観やリーダーシップにも新たなインパクトをもたらします。
また、NPOをはじめとする非営利組織ではスタッフの女性比率が高く、
資質や経験に応じて役割を最適に割り振る「最適思考」が根付いています。
性別による扱いの違いが少ない環境だからこそ、
多様なバックグラウンドを持つメンバーと協働しやすいのも特徴です。
こうした機会が企業にとってどんな意味をもたらすのか。
企業ではたらく女性社員の職業観やリーダーシップにどんな影響を与えうるのか。
一緒にこの価値について描いてくださる仲間をお待ちしています。
| 所在地: | 東京都渋谷区渋谷1-2-10 中里ビル4F |
|---|---|
| 従業員数: | 30 |
| 売上・予算規模: | 2億 |
| 事業内容: |
社会課題解決の担い手となる全国のNPO等を対象に、NPO等に不足するスキルやノウハウ等を提供する「プロボノ」により、情報発信、資金調達、業務改善、事業戦略構築等を支援しています。NPO等の基盤強化を推進することを通じて、日本における健全で開かれた市民社会の文化の醸成を目指しています。
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| 報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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|---|---|
| 採用予定人数 | 2-3 |
| こんな人に来てほしい! |
以下のような項目に1つでも関心が持てる方、ぜひご参加いただけると嬉しいです! - 日本のジェンダーギャップ解消や、女性が自信を持って活躍できる社会づくりに関心がある方
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