つながりを稼ぐ力に！ファンコミュニティ育成プロジェクト@沖縄名護

沖縄県名護市二見以北地域の地域づくりの拠点施設「わんさか大浦パーク」は施設改修のために6月から1年間店舗が休業します。経営的には危機であるがチャンスと捉えこれまで本格的に着手できていなかった通販事業、ふるさと定期便事業の立ち上げとともに全国に応援したいという気持ちを持った関係者が多く存在している強みを生かし、クラウドファンディング実施、ファンコミュニティ育成に力を入れていきます

私たちは地域づくりの拠点としてコミュニティビジネスを通して過疎化による地域の問題を解決しながら収益をあげ、自立経営を行うと共に利益を地域の発展につながる取り組みや仕組みづくりに投資・還元していきます。わんさか大浦パークの事業が成長していくと共に地域ぐるみで稼げる状況が実現され、地域の経済循環が活発になり、所得の向上、雇用の創出、交流人口、関係人口、定住人口が増加し、地域の豊かな暮らしと風景が守られ、活気と笑顔あふれる地域が実現されていくことを目指しています。そのために常に地域に暮らす人々の小さな声（困りごとやニーズ）に耳を傾け、人々の望む暮らしと仕事、コミュニティのあり方を起点に事業を創造していきます。

・人員不足：既存の事業を動かすことにギリギリの人数のため新規事業に人員を割きにくい状況にある
・売上の80%が施設への集客に依存しており、改修工事中大幅な売上減になる見込みとなっている。
・長期的な視点でも外部販売を拡大して収益の分散化をはかることが必要

・通販サイトの立ち上げ
・ふるさと定期便の開始
・応援購入クラウドファンディングの実施
・ファンコミュニティづくりの実証実験

・外部販売事業拡大による新たな事業の柱の構築
・わんさか大浦パークや地域を応援し、地域の稼ぐ力、地域の未来をつくる力につながるファンコミュニティの育成

過疎化が進む名護市二見以北10区の存続と発展のために二見以北地域振興会は設立された。わんさか大浦パークをオープンするにあたり、二見以北10区各区90万円の資金積み立てを行い、900万円の基金で平成22年に事業を開始。初年度はお店として運営できる基盤づくりのために、農産物の販売と加工品の開発販売に集中し、2年目以降に地域ぐるみの交流イベントを複数立ち上げ、カヤック事業に本格的に着手、利用者数も増加した。事業を行う上で設備が不十分だったため公的な支援を受けながらインフラ整備や商品開発を進め、カヤック事業では近隣ホテルと提携するなどして売り上げを伸ばしてきた。平成28年度には新規事業として農産物の卸事業やマングローブ遊歩道の管理、平成30年からは通信制高校のケータリングを開始した。直売所にて年間40種類以上の南国フルーツ、100種類以上の野菜を販売している。令和3年3月5日に10周年を迎え、同日組織基盤の強化を目的に株式会社わんさかを設立した。令和4年オープン12年目にして初めて黒字化（単年営業利益）。　　　　　　　　　

＜参考＞求人ページ https://en-gage.net/wansaka/?PK=3965DE