世界農業遺産に選ばれた能登の里山里海エコシステム。その里山里海の恵みである能登の米を売り出すプロジェクトです。弊社では能登の米の商品化として、既に日本酒の商品化をしており、今回は能登の米の商品化として、第二弾となります。日本酒以外で六次産業化に取り組みたいと考えています。
弊社は石川県北部の能登半島を拠点としており、「能登半島の人々が織りなす、里山・里海文化を次の世代へデザインする」をミッションとして、能登半島の里山里海の持続可能性を高めるために、地元の産業を発展させることに取り組んでいます。能登において一次産業は非常に重要ですが、従事者の高齢化や廃業等により、力を失っています。世界農業遺産に選ばれた能登の里山里海のエコシステムを体現できるビジネスモデルを確立していきたいと考えています。
能登の一次産業、特に農業に付加価値が付けられていないことが、衰退の原因となっていると捉えています。特に能登の米は単価が安いことが課題で、JAを通じて販売しても儲けになりません。能登の緯度は、新潟県南魚沼と同程度に位置し、美味しい米が生産されています。実際に能登の米が、すし米コンテストで最高賞を受賞するなど、一定の評価を得ていますが、それを上手くブランド化できていません。顧客や消費者が付加価値を感じられる商品づくりが求められています。
・今回のプロジェクトは地元の日本航空石川の学生と共に取り組みます。学生の若い感性とプロボノメンバーの英知により、3か月間で能登の米の商品化の段取りを整えたいです。
・3か月後に実際への商品化に入っていける状態がプロジェクトのゴールです。
・能登の米(約1,200kg)を付加価値を感じられる商品にすること。
・商品化したものを売り切ること。
・今後も継続して、売れる状態にすること。
弊社は、 30~40代の能登の経営者4人が集まって作った会社です。能登にはいいモノがあるのに、減少していく事業者、衰退していく地域を憂い、能登の産業育成や廃業問題に取り組んでいます。能登を継いでいくの思いから「ノトツグ」という社名になっています。
能登の人口は大幅に減少していることから、今後も内需は減少するため、能登の外需産業を中心に育成・支援しています。特に後継者がいない事業を買収し、事業継続や事業開発を行うことで、地場産業の持続可能性を高めることに注力しています。
今回の米のプロジェクトは、将来的には農事組合法人を事業承継していくことを前提にしており、米をそのままJAに販売するだけでなく、単価UPや販売力を高めていくこと、能登の米のブランド化を目指しています。
友田 景(ともだ けい) 株式会社ノトツグ 代表取締役
25歳で柏原市議会議員選挙をトップ当選。4年後も連続トップ当選。NPO法人にて、インターンシップ事業を全国展開。経営コンサルティング会社に転職の後、東京でのベンチャー企業役員を経て、2017年に株式会社ビズデザイン大阪を設立。石川県七尾市の地方創生プロジェクトの責任者を務めることを機に能登と関わりを持つ。その後、能登の仲間と能登DMCとノトツグの2社を設立。現在3社の経営と大学の非常勤講師等に従事しながら、現在も大阪と能登の二拠点生活中。
・ユヌスソーシャルビジネスコンテスト2021 最優秀メンター受賞
・Yahoo! JAPAN 社会貢献ユニットアドバイザー
所在地: | 石川県七尾市鍛冶町28番地 |
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従業員数: | 5名 |
売上・予算規模: | 400万円 |
事業内容: |
・企業のサステナビリティ・事業承継・投資に関する業務
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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採用予定人数 | 最大2名まで |
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・未知と不完全を楽しめる人
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