解決できない苦しみを抱えた人にどのように向き合うか。ホスピスの現場で培われてきた「ユニバーサル・ホスピスマインド」を、企業で働く方々にこそ届けたいと考えています。基礎となるコンテンツをもとにプログラムを企画し、営業・マーケティングの道筋をつくり、今後のアクション施策を描き切ります。
仕事においてもプライベートにおいても、大きな困難に遭遇したとき、どんなに問題解決の手法を学んでも、解決できず重たい気持ちになったことはあるでしょうか。解決できない苦しみを抱えながらも人が笑顔になれるために、次の5つを実践することが有用であることを看取りの現場で学び、ユニバーサル・ホスピスマインドとして伝えてきました。
(1)苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しいことを意識してコミュニケーションを実践する(2)解決できる苦しみは、解決する(3)解決できない苦しみの中でも、穏やかになれる理由(支え)を見いだす、(4)穏やかになれる理由(支え)を、1対1の対応・チームの連携で支援する、(5)支援者自身の支えを知る。
解決できない苦しみとの向き合い方は、社員のメンタルヘルスの改善だけでなく、多様性を受け容れるD&Iの浸透、病気・介護・子育てと仕事の両立支援など、社員の皆さんのWell-being実現に直接貢献ができると考えています。
これまで医療・介護関係や教育関係者向けの機会はつくってきましたが、企業に提供するサービスは単発の講演が主で、実践者を育てるような機会はつくれていません。企業側のニーズが十分に捉え切れていない、対象に合わせた研修コンテンツと魅力がある見せ方ができていない、企業へのアプローチの道筋ができていない、事業推進する人員の不足などが課題です。
・企業で働く人の解決できない苦しみや、その対応に関わる現状把握
ができている
・基礎となるコンテンツをもとに対象に合わせたプログラムができている
・企業研修として、導入のキーパーソンへの道筋と仮説ができている
・一部の人が行う一部の人のためのケアではなく、すべての人が、半径5mの誰かの苦しみに気づき、あたたかな手を差しのべられるための方策を知ることで、個々のレジリエンスが高まり、お互いさまの関係性のなかで、持続可能な職場づくりに貢献する
・今後首都圏に限らず、地方にも自走的に広がる
・自分や家族がどこに住んでいても、ライフステージの変化に直面しながらも、最期まで穏やかに暮らせる社会の実現
0歳から100歳まで、誰もがどこでも平等に、答えのないこころの問題に向き合えるように。
一部の人にしか行えない専門的なケアではなく、住んでいる場所、所得、年齢にかかわらず、
誰もが大切な人や自分のこころのケアができるように
わたしたちは「ユニバーサル・ホスピスマインド」を広めています。
●私たちのセオリー・オブ・チェンジについての動画はこちら→https://youtu.be/s2VzSm4dFx8
小澤 竹俊 / 一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 代表理事、在宅緩和ケア医
看取りの現場で学んできたことを、今を生きる子どもたちに伝えたいと、
2000年から学校現場で「いのちの授業」をゲストティーチャーとして計700回以上実施。
*著書『折れない心を育てる いのちの授業』『死を前にした人に あなたは何ができますか?』他
*2017年『プロフェッショナル~仕事の流儀~』出演。
世の中で一番苦しむ人の力になりたいと願い、医師となりました。一番苦しむ人として、
いのちの限られた人とその家族であると考え、31歳よりホスピス・緩和ケアの領域で
活動するようになりました。そして、解決できない苦しみを抱えた人が笑顔を取り戻す
関わり方を、社会で必要とする人に届けるための活動を始めました。
所在地: | 東京都港区虎ノ門三丁目17番1号 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階 |
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従業員数: | 理事 4名 監事1名 社員2名 |
売上・予算規模: | 2,700万円(FY22実績) |
事業内容: |
超高齢少子多死時代において、人生の最終段階を迎えた人とその関わる人たちがたとえ解決できない苦しみを抱えていたとしても、最期まで「私」にとっての豊かさ(Well-being)を実感し、自他に優しくなれる社会を目指すことを目的として、次の事業を行っています。
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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採用予定人数 | 2~4名 |
こんな人に来てほしい! |
・Well-beingな働きかたを 模索/実現したい方
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