西粟倉村では村外に住みながらプロジェクトや事業に参画し、地域に新たな価値を生み出す過程に関わってくださる方を「共創人口」と定義しています。TAKIBIプログラムを通じて1億円以上のビジネスを生み出すために、多様な共創人口の方々に仲間として協力いただきたいと考えています。一方で、具体的にどのような関わり方をしていただくのがいいのか、明らかにできていないのが現状です。
まずは一方的に関わり方を提示するのではなく、お互いの対話を通じて関わり方を模索したいとの思いから、2022年3月に「共創人口会議」というイベントを開催しました。今回のプロジェクトでは、村外の様々な人々が共創人口として関わる仕組みを作ることを目指し、どのような共創の可能性があるかの検討を進める予定です。
今回のプロジェクトの舞台となる西粟倉村は、岡山県の北東端に位置し、土地の約93%が森林、人口は約1400人のとても小さな村です。この小さな村は、近隣の市町村と合併をせず、自分たちの力で生き残る道を選びました。2008年からは森林との共生に向けた「百年の森林構想」を掲げています。その頃から村外から次々とビジネスプレーヤーが集結し、起業家が集まる村とも言われるようになりました。
そのような背景もあり、これまで西粟倉村では村で起業したい人を募集・サポートする「ローカルベンチャースクール」の取り組みを進めてきましたが、2021年より新たに「TAKIBIプログラム」がスタートしています。これは西粟倉村の中にある「願い」を起点として、村内外の人と協働しながら1億円以上のビジネスを創出する事業です。 安定して売上や雇用を生み出せるビジネスを創出することで、多様な人々がより一層関わる・暮らすことのできる地域を目指しています。
2022年3月に「共創人口会議」というイベントを開催し、西粟倉村のメンバーと共創人口のディスカッションを通じて、お互いの関わり方を探るチャレンジを始めたところです。まだ仮説がない状態から一緒に考えていきたいです。
本プロジェクトに参画いただく方には、ひとりの共創人口としてTAKIBIプログラムに関わっていただきます。その経験を踏まえて3ヶ月後には、村外の様々な人々が共創人口として関わり仕組みについて、何らかの仮説を見出せていることを目指します。
TAKIBIプログラムでは、西粟倉村が多様な人々が関わる・暮らすことのできる地域を目指し、1億円以上のビジネスを複数創出することをゴールにしています。本プロジェクトによって村外の様々な人々が共創人口として関わる仕組みをつくることで、さらに多くの人に西粟倉村と関わってもらうことが可能になります。そして、ビジネスの創出の観点では、村内メンバーのみで検討するよりも質・スピードともに向上することが期待できます。
さらに西粟倉村だけでなく、全国各地の地域と関わりたい人々と多様な人に関わってほしい自治体が、お互いにwin-winな関係をつくるためのヒントを見出せるのではないかと考えています。
森の土の表面にある、生命を育むための大切な層を”A0(エーゼロ)層”といいます。A0層があるからこそ、森の物質循環が維持されることと同じように、私たちは、日本の地域経済の循環を下支えしていきたいと考えています。
私たちローカルインキュベーション事業部は「人」にフォーカスをして新たな挑戦を支え、「地域をよくしたい」という思いを実現するサポートを行う事業に取り組んでいます。
所在地: | 岡山県英田郡西粟倉村大字影石 895(旧影石小学校) |
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従業員数: | |
売上・予算規模: | |
事業内容: |
ローカルインキュベーション事業、関係人口ソリューション事業、福祉事業、自然資本事業 |
報酬プラン |
A:3万円/月、6時間/週
B:7万円/月、2日(16時間)/週 |
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採用予定人数 | 1-2名 |
こんな人に来てほしい! |
・西粟倉村と本プロジェクトのビジョン・取り組みに共感できる方
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個別説明会 |
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オンライン面談候補日 |
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キックオフMTG候補日 |
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