古民家と耕作放棄地を有効活用して地域活性ビジネスの創出

空き家と耕作放棄地が増える地方において、民家と田畑を維持する仕組みをビジネスとして展開する
コミュ畑～農地再生プロジェクト～（フェイスブックイベントページ）
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岐阜県各務原市鵜沼大伊木町2-148（名古屋から車で30分）の古民家の活用と近くの耕作放棄地の維持管理

11年前から農業と楽しくマッチングしようという主旨で、関西や東京で農業セミナーを毎月開催し現在も継続している。セミナーで農業や食糧の課題を理解する事ができたが、迫りくる危機に対して実行する必要を感じ、以下の事業を考えた。
地方で親族が農業を営んでいるが、都会に出ている後継者がUターンして農業を行うことが難しい方々は多数存在している。中には、農業委員会の指摘もあり草刈のみをするために帰省している人もいる。地域の高齢化が進み、田畑の維持を頼むことも難しくなり、新たな解決策が望まれている。当NPOでその問題を解決するビジネスモデルを構築したい。具体的には、古民家の維持費を所有者から頂きつつ有効的な使い方を考え、耕作放棄地は貸農園として運営を受託する事を計画している。

・岐阜県各務原市にある、古民家と耕作放棄地を使って、実証実験中。耕作放棄地は、貸農園として募集を行っているが、思う様に利用者が集まっていない。また、古民家の有効活用も具体的なアイデアが不足している。
・空き家をリノベーションして活性化させる事業などは、多数あるが空き家と農地の維持管理を同時に行うモデルは、まだ見当たらない。
・空き家と農地の継承の悩みを抱ええている（潜在的な方を含む）への効果的なアプローチ方法が活用されていない。

古民家の活用方法や耕作放逐地の維持の仕組みを、他社リサーチそして事業企画、収支計画作成、募集サイトを作成、利用者の募集をスタートする。

・ビジネスモデルとして確立させ、賛同者を増やしたい。
・全国に拠点を設け、地方創生のモデル事業となることを目指す。
・現在法人にはスタッフがいないが、ここで収益かでたら、スタッフ採用（副業やパートタイム可）して、事業を横展開したい。

当NPO法人は、12年前に農業の実態をより多くの方々に知ってもらおうと自主セミナーを開催したのがスタートである。
農業は閉鎖的な世界で、なかなか実態を知ることができないので、農家や農業専門家が講師として登壇するセミナーは非常に珍しく、参加者も徐々に増え、活動を広げる為に2014年2月に法人化した。
セミナーは「農楽マッチ勉強会」と名付け、毎月1回関西（大阪・京都・奈良・神戸）地区で開催し2023年8月で119回を数え、延べ3000名以上の参加を得ている。セミナーを通じて、農作業体験・マルシェ・農家との食事交流会など活動範囲が広がっている。コロナ禍においては、リアルな活動ができなくなったので、オンラインの活動「えん農フェス」をスタートした。「えん農フェス」では、作家と農家の対談ライブをユーチューブでアップした。そのおかげで、全国の方々へのアピールができる様になった。
NPO法人農楽マッチ勉強会　HP　
http://www.noramatch.com/

日本の農産物の国内生産および食料需給率は下がるばかりですが、現状の日本の農業は、農家さんが稼いでいくのがとても難しい状況です。その問題を解決すべく「兼業農家」を増やしてく必要があるというのが、ひとつのアイディアであり、このプロジェクトは、その実証実験でもあります。専業のいないNPOではありますが、この実証実験でビジネスモデルが確立できたら、人を巻き込みこの事業を広げていきたいとのこと。その一歩にお力添えください。