自然と共生する暮らしの知恵を引き継ぎ実践する語部、里山、森林、里海をフィールドとして持続可能な活動を目指し実践するプレーヤー、などのSATOYAMAプレーヤーを発掘し、インタビューし、仲間に入ってもらって、データベース化するお仕事です。どのような仕組みでデータベースを更新していくか、データベースで使うツールをどうするか、なども企画していただきます。これらの活動を通じて、プレーヤーと繋がりFBのグループに参加いただき、いつでもプレーヤーの皆さんと繋がっている状態を作っていければと思っています。
協議会メンバーで実施している以下の活動にも参加可能です。データベースづくりの一環としてとらえて頂ければと思います。
1.読書勉強会:2週に1回、木曜日12時から1時間。里山関連の知恵、インバウンド成功例などを学んでいます。
2. 作戦会議:勉強会をやらない週の木曜日18時から1時間。地域の紹介、プレーヤーの話、今後の協議会の活動などを話しています。
3.地域ツアー:2~3か月に一度実際にSATOYAMAツアーに出かけます。10月21、22日は山形県飯豊町にお邪魔します。PJのキックオフ前ですが、興味ある方はご連絡ください。締め切りは10月6日(金)です。12月9,10日には島根県雲南市に出かける予定です。
世界の中でも特異な気候環境に恵まれ、世界でも珍しい林相(森の植生)をもつ日本の森、その森や森からの栄養で豊かになった海(里海)で自然と共生して暮らし、独自の風土や自然との共生という考え方を紡いできた日本の地方の暮らしが、持続可能の危機を迎えています。その中で、地方創生の政策が後押しする中で、様々なローカルベンチャーが生まれ、それぞれに地域の自然資本を活用し、維持するための活動をビジネスとしてチャレンジし始めました。
一方で、世界のビジネスが自然との共生を希求するようになり、自然資本の維持が大きな課題となるとともに、市場規模70兆円ともいわれ成長を続けるツーリズムでは、日本は最も行きたい国となり、日本人の精神性、それが育んできた暮らしの知恵などが、ツーリズムの対象として盛り上がり始めています。
これらの潮流を俯瞰して、日本の自然との共生の形を未来の形へ進化させ、そのために必要な投資や資金をツーリズムを通して賄っていく仕組みを作ることで、今後の世界を牽引していくであろう循環型の社会の作り方やその考え方を世界に発信し、世界に貢献するとともに、日本の地域を持続可能なものととして維持していくことにつなげて行ければと思っています。
林業という素材生産という経済活動に依存せずに日本の森林の維持管理を進めていく仕組みを作れないか、との思いから「森あどびラボ」という形で、森林空間の活用によるビジネスを志向し実践するプレーヤーとのつながりや関連する勉強を進めてきました。
活動の開始からおおよそ3年がたち、いよいよ地域のビジネスとして立ち上げていくというタイミングで、インバウンドツーリズムや生物多様性のための企業研修などを梃にしていくべく、SATOYAMAツーリズム協議会を今年から立ち上げてきました。
まだまだ始めたばかりで、やるべきことも多く、特にこれまでの繋がりを次の活動に活かしていくためのデータベース作りはとても重要な活動の基盤となるのですが、そこまで手が回っていないところが課題です。これまでの繋がりをアップデートし、新たな繋がりを探索しながらプレーヤーのデータベースを作り、共に情報を発信、共有できる場を作っていくことで、協議会の活動の基盤となると考えています。
1.SATOYAMAプレーヤー50名のデータベースが完成している。情報のアップデートができる仕組みもビルトインされている。
2.これらのプレーヤーがFBのSATOYAMAツーリズム協議会のグループに参加し、様々な活動を日々発信している。
3. 上記がグループとしての次の活動へと進化する基盤となっている。
SATOYAMAツーリズムを様々な地域で実践していく中で、様々な課題が発生してくると想定されます。オーバーツーリズムの問題などはすぐに課題になりそうです。それぞれの解決策を共有するだけでなく、それぞれの地域が連携することで需要を分散することができるようになるでしょう。このような同じ理念を共有する仲間だからこそできる問題解決の基盤として協議会が活動していくことで、SATOYAMAツーリズムが地域の持続性を高める経済社会活動として継続していくことを目指します。
例えば、大きな課題の1つが、ツーリズムの付加価値の大半をしめるガイドの不足となるでしょう。良いガイドがいれば顧客の満足度が飛躍的に高まり少ない人数でも大きな経済的な価値を地域にもたらします。優秀なガイドとなる人材は、語学はもちろんですが、異なる文化的背景をもつお客様に腹落ちしてもらうようなコミュニケーションのスキルがより重要になります。普段我々が何気なく前提としてようなこと、決して日本人通しでは話し合うことのないような内容こそが、説明を求められることになります。そのためにもまずは我々がどう理解し、異なる文化的背景をもつ人にどう説明すれば腹落ちしてもらえるのか、ここから考えていく必要があります。このような人材育成事業もビジネスとして取り組んでいけたらと思っています。
戦略コンサルタントして30年働いたのちに、5年間、大手製造業でインド・アフリカを中心に新規事業を作ってきました。今年2月からインドから日本に戻ってきて、大手製造業での仕事を続けています。
7年ほど前からプロボノとして、日本の地方の林業政策に関わり、森林の維持管理をどのように行っていくかをずっと考えてきました。
3年ちょっと前から森林空間を活用したビジネスプレーヤーを発掘し応援する「森あそびラボ」の活動を行ってきました。
今年からこれらの活動をSATOYAMAツーリズムとしての産業化に取り組むということで、プレーヤーを発掘し応援するSATOYAMAツーリズム協議会を立ち上げています。
自宅は東京と長野、会社は静岡、生まれは島根で、島根県雲南市で中間支援NPO法人の理事もしており、雲南市の街づくりにも関わり始めています。
持続可能社会を考える時に、欠かせない自然資源をどう守るのか、という課題に立ち向かっているプロジェクトです。美しい生態系豊かな森林を維持するためには長い年月と労力がかかりますが、ただ守るだけでは経済合理性が成り立たないためにその担い手も減少しています。その森林を守るために、皆のアイディアを持ち寄って逆に森林で遊ぶ、という逆の発想からこのプロジェクトがスタートしてます。いよいよ大きなうねりをつくっていく第一歩です。関心ある方はぜひ試行錯誤してみてください!
所在地: | 島根県雲南市 |
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従業員数: | |
売上・予算規模: | |
事業内容: |
未来に向けた新しい自然共生の暮らしをツーリズムを通して日本の地域にインストールしていくために活動しています。
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
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採用予定人数 | 3から5名 |
こんな人に来てほしい! |
自然が大好き、自然の中で子育てしたい、自然資本を活用したビジネスを考えたい、循環型のエコシステムに興味ある、インバウンドツーリズムを進めたい、生物多様性がよくわからないから勉強したい、地域を持続可能にする方法を考えたい、というような方々大歓迎です。
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