【プロジェクト概要】
2023年10月創業(出来立てほやほやです!)
Value way株式会社はコーヒーを中心とした再生・循環経済の実現を目指しています。
わたしたちは2つのソリューションを提供していきます。
⑴カーボンフットプリントの算定、可視化
⑵コーヒーカスの再資源化を中心としたカーボンクレジット開発支援
【今回のプロジェクト】
今回は⑵の事例を全国で推進するために共創してくれる仲間を募集します。
プロジェクトではコーヒーカスをリジェネラティブ農業として乾燥・回収・炭化・農地施用を行っていきます。
https://altalena.valueway.me/
【やりたいこと】
コーヒーカス資源循環事例を作る!
コーヒーは日本中のありとあらゆるところから消費されますので対象はどこでもOKです!
主なイメージとしては以下の3つのどこかにアプローチしたいと思っています。
⑴自治体
2021年に神戸市でアイデアがスタートし、昨年実証実験を行いました。
神戸市
https://englobe-kobe.com/assets/files/englobe_jp.pdf
UNOPs,兵庫県,神戸市
https://life-techkobe.com/news/001185
⑵企業内
コーヒー飲用場所の一つとしてオフィスがあります。職場内から出るコーヒーカスを回収するところから始めませんか?
⑶サービス業
コーヒーショップはもちろん、飲食店,コンビニ,ホテルなどなど毎日膨大に出るコーヒーカスが廃棄されてる状況を消費者と一緒にアクションしよう!
【こんなヒト募集してます】
基本的にコーヒー好きならどなたでもOK!
ある程度具体的な職種としては主に2つです。
⑴行動力,営業力のあるヒト
コーヒーカスは全国のあらゆる場所から廃棄されます。そんなコーヒーカスを一つでも資源循環するには地域,業界ごとにプロジェクトのことを知ってもらう必要があります。大胆に権限委任しますので、ぜひお問合せください。
⑵UI,UX,サービスデザイン,ソフトウェアエンジニア等プロダクト能力のあるヒト
このプロジェクトはコーヒー生産者,製造者,消費者,再資源事業者ととても長〜いバリューチェーンのデータを管理します。サービスはまだまだ開発段階なので、色んな関わり方ができますので、コーヒーの未来のためにアクションできる人はぜひコミットしてください。
【VISION: ”Proof of Borderless / 生産も消費も隔てない循環世界を創造する” 】
Value wayは「珈琲モノゴトを記録する」ことで、売り手・買い手双方が環境貢献に主体的にコミットするリジェネラティブ珈琲推進プロジェクトです。
○リジェネラティブ農業とは
リジェネラティブ農業(Regenerative Agriculture)とは、土地の健康や生態系の回復を目指す持続可能な農業手法の一つです。
従来の持続可能な農業や有機農業よりもさらに進んだ考え方で、単に持続可能であることを越えて、土地や生態系の健康を改善・回復させることを重視します。
今回のプロジェクトでは土地の改善・回復をコーヒー抽出後のコーヒーカスを活用することで実現します。
【廃棄物の再生利用に対する課題】
コーヒーカスは活用できる有用な資材なのに廃棄している現状があります...
事業者から出るコーヒーカスは産業廃棄物となります。廃棄物に関しては、不法投棄等の問題もあり事業を行うためには許認可が必要です。
飲食店やコーヒーショップから出るコーヒーカスは産業廃棄物の中でも一般事業系廃棄物となるため、全国の自治体からの許認可が必要なのですが、全国の大多数の自治体では新規の許認可を発行していません。
●廃棄物処理法第7条第5項
市町村長は、第一項の許可の申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ、同項の許可をしてはならない。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000137
このような事情があり、工場等から排出されるコーヒーカスの資源循環は進む一方で、消費に近い飲食店、コーヒーショップ、コンビニ等からは資源化できるにも関わらず廃棄されている実情があります。
【3つの解決方法】
解決方法としてはさまざまな方法がありますが、大きく3つあります。
1. 有価物としての回収。
そもそも廃棄物では無く、有価物として買い取る形でコーヒーカスを回収することは問題ありません。しかしこの方法は事業として考えると回収コストが合わないことが多く現実的ではありません。また自治体ごとに「廃棄物なのか、有価物なのか」の判断に大きな差があるため、A市ではできてもB市ではできないということがありえます。
2. 廃棄物として、許認可事業者が回収
既に自治体から許認可を取得している事業者が、コーヒーカスだけを分別回収するモデル。
3.廃棄物だけど許認可を必要としない特例
3-1.食品リサイクル法の適用
農林水産省が推進する同法の適用を受ければ、許認可を持たなくても取り扱える。但し、回収から再利用までの事前申請が前提でありそれなりのハードルがある。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_6.html
3-2.再生利用業の指定を受ける。
再生利用されることが確実であると市町村長が認めた場合は、許可を要しない事業者でも可能となる。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=346M50000100035
課題で記載した3つの解決方法を総合的に活用し、地域事例を一つでも増やすことを目指しましています。
どこまでが廃棄物で、どこからが資源なのか?
この判断は非常に線引きが難しく、実際に自治体によっても解釈に幅があります。
本プロジェクトを通して全国での資源化事例が増えていくことで、全国の全てのコーヒーカスがゴミじゃない未来に一歩あゆみましょう!
現在は神戸,京都,東京,福岡,福島などなど全国でコーヒーカスの活用事例はでてきています。しかし法的な解釈としては廃棄物に該当し、まだまだ活用には規制があります。
【プロジェクトゴール】
自治体や企業と連携したコーヒーカス利活用事例を1件作る。
【ゴール】
世界中で毎日20億杯以上消費されているコーヒー。
世界で1億人以上が働いているコーヒー。
その全てのコーヒー消費が資源循環することが我々のゴールです。
【Value way 株式会社】
2023年10月に代表の八木と西出の二人で創業しました。二人の出会いは2021年に神戸市で開催されたESGプログラムで、そこでValue wayのアイデアが生まれました。
○Value wayとは
”Proof of Borderless 世界の境界線を紡いでいく” をビジョンに気候変動問題に対するアクションプロジェクトです。
○きっかけ
わたしたちがプロジェクトテーマにしたきっかけが「Coffee2050年問題」です。
Coffee2050年問題とは「温室効果ガスによる気候変動で2050年にはコーヒー生産が半減する」という問題です。
この問題に対し、生産国では高耐性な品種の改良など、対策が行われていますが、消費国である日本で何ができるのか?このことをずっと考えてきました。
そんな中で気候変動問題と価値創造の両立をはかるべくValue wayプロジェクトが立ち上がりました。
Value wayでは現在コロンビア政府機関や米州開発銀行の支援を受けて、南米コロンビアでもプロジェクトを進めています。
○自己紹介:ヤギトシマサ
コーヒー専門家として20年以上業界にコミット。
2005年に起業後、現在は兵庫・芦屋を中心にコーヒー店を経営 https://ashiya-rio.jp/
毎年コーヒー産地を訪問し、今年はRwanda,Ethiopia,Honduras,El Salvador,Colombia を訪問。
コーヒー2050年問題と呼ばれる気候変動の影響を解決すべく、Value wayを創業。
自分の大好きなコーヒーとの生活を守ることとは地球温暖化問題解決が不可欠。そこに自分達らしく挑んでいるプロジェクト。廃棄物の処理は意外と壁も大きく簡単ではないところ、風穴をあける一歩をぜひともに試行錯誤してください!!
所在地: | 兵庫県神戸市 |
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従業員数: | 2 |
売上・予算規模: | |
事業内容: |
【リジェネラティブ珈琲/気候変動アクションプロジェクト】
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
B:プロボノ(無報酬)、2日(16時間)/週 C:プロボノ(無報酬)、3日(24時間)/週 |
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採用予定人数 | 3 |
こんな人に来てほしい! |
○こんな人に来てほしい なるべく多様なバックグラウンドの方々と共創したいですー。 -気候変動に対して、具体的なアクションを起こしたい人。
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個別説明会 |
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オンライン面談候補日 |
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