優秀な外国大学生と日本の中小企業に「縁(えん)」や「所縁(ゆかり)」を創りたい!!
外国大学生とオンラインのアルバイトを通して、日本の中小企業とつないでいきたいと考えています。
弊社では、2022年と2023年に外国の大学よりインターンシップ生を受け入れ、2022年はベトナムより2023年はインドネシアより来ていただいています。
当初は、人材不足の解消方法として関わり始めた外国人材でしたが、とても積極的で優秀な学生が多数いることを実感しました。
しかし、現在の国内の外国人材雇用環境として言えば人材不足に対する解消法用としてのとらえ方が多く、日本で頑張る外国人材の能力を発揮できていないことが多くあります。そのようなミスマッチを防ぐためにも優秀な外国人材がいることを理解していただき、そのような人材とつながりが持てるような支援をしたいと考えています。
インターンシップとして、人材の受入れを行うことで優秀な人材と出会う可能性はあると考えていますが、インターンシップの受入れは受け入れ企業側としても負担が大きく安易に受け入れを決断することは難しいととらえています。
その前段階として、オンラインで現地の大学生とアルバイトとつながることができるようなサービス提供を始めたいと考えています。
海外の大学生の就職活動は、実は卒業後に行うことが多くあり学生期間中にはあまり行われていません。だからこそ学生の間につながりを創ることで優秀な学生と巡り合えるチャンスは多くあると考えています。
現在は、インドネシアの大学生にオンラインで自社ホームページの改修作業をオンラインで依頼しています。国内で完結できる業務ではありますが、面白いチャレンジだと思っています。ホームページを直接改修する学生とは別に翻訳通訳を出来る学生を入れていますので、手間はかかりますがそれぞれの思考の方向性やとらえ方などの違いを実感しながら作業を進めています。この違いを実感して理解することはとても重要で、これを共有することがダイバーシティのとらえ方としては重要だと思います。今回関わっているインドネシアの大学生でデザイン学科では、参加したいと言っている学生も増えているとのことで、大学の教授等の関係者にも学生の学びの機会になり生活も改善すると賛同いただけているとのことです。
今後は、希望する日本の中小企業と外国大学の学生をつなげるためのチャレンジを広げていきたいと考えています。オンラインアルバイトのマッチングプラットフォームなど事業化を目指しています。
弊社は、現在ベトナム・フィリピン・タイ・ネパール・ミャンマー・インドネシアの仲間とともに介護の仕事を行っています。弊社が外国人材受け入れに至った経緯としては、2019年に技能実習の受入れ視察としてインドネシアへ赴き、実際に日本で働きたい学生と多く出会い就労意欲の高さを実感できたことでした。当初は、人材不足の解消方法として行っていた外国人材雇用ですが、小規模介護事業所の弊社では正攻法である技能実習や特定技能は採用コストの課題等で当初は受け入れができませんでした。それでも人材採用ができなければその後の事業継続も厳しいととらえ様々な手法を検討し、実行してきました。その中のひとつの手段として行ったのがインターンシップの受入れです。
受け入れる前は、小規模介護事業所で実際に受け入れが可能なのか?何ができるのか?どんな人材が来るのか?様々な不安が多くありました。実際に受け入れた感想としては、とても積極的で優秀な人材と巡り合えることができました。2年連続で別々な国からの受入れでしたが両方ともとても優秀な人材でした。これが、弊社が海外大学生とのつながりのスタートです。2023年にインドネシアから受け入れを行い、2024年2月に彼の母校であるインドネシア教育大学への訪問も実現することができました。大学では学科長や教授の訪問を行い、その後学生40人ほどが集まりそこで日本の中小企業についてお話させていただける機会を頂くことができました。その中でインドネシア国内における大学生の就職環境や学生中の生活の課題など様々な話を伺うことができました。
このような中で様々な課題をとらえています。
① 日本が選ばれにくい国になっている。
お金を稼ぐことを考えれば、日本よりも他国の方が多くのお金を稼ぐことが可能であり、インドネシアでは立地的にはオーストラリアの方が近く行きやすい。在留資格の手続き等では、日本より韓国の方が簡単に行える。このような環境でも多くのインドネシアの方々は日本を選択してくれているが、日本が選ばれにくい国になってきているのは事実である。日本で働く目的を、出稼ぎではなく多くのチャレンジができるなど目的を変えていくことが重要になるとともに、日本の中小企業と縁や所縁つくることが重要になってくると考えています。
② 優秀な人材を日本の労働力不足の穴埋めにしたくない
受け入れる側の日本の中小企業がとらえる外国人材のイメージを変えたい。そのためには優秀な外国人材と出会えるチャンスがあり、そこに可能性を感じてもらいたい。自社も小規模介護事業所ですが、このようなチャレンジができているのは、優秀な外国人材との出会いがきっかけです。企業変革のチャンスとして優秀な外国人材との出会いをとらえてもらいたい。
③インドネシア国内では人口増により、働ける場所が少なく学生のアルバイトがほとんどない為、学生の生活費等が親からの仕送りのみになっている。さらにアルバイトで様々な業務に関わるなどのチャンスが少ない。
このような想いがあり、日本の企業と海外大学の橋渡しをまずは、オンラインでのアルバイトという形でつなぎたいと考えています。
介護事業の経営という立場で経営に携わってきたが、新規事業立ち上げについては未経験でまずは新規事業として立ち上げることができるのかを検討していきたい。
私が抱えている想いを言語化することとともに、事業として成り立つのか市場調査を行い事業計画の作成をしたいと考えていまが、それを行える経験や知識が不足している。
今回は、このチャレンジを事業化できるか検討していきます。
事業化のひとつのアイディアとして、日本の中小企業と外国大学生とのオンラインアルバイトのプラットフォームです。これ以外にもアイディア出しができればと考えています。
現状
インドネシアの大学とのつながりがあり、自社ホームページの改修作業に3名の学生がオンラインアルバイトとして作業中である。
この中で、コミュニケーションの課題や作業工程の課題など抽出するとともに、学生のスキルチェックをしています。5月には、インドネシアの大学に再度訪問する予定があり、アルバイト収入に対する現地の税制の確認や現地学生のニーズ調査などを改めて行う予定です。
1ヶ月目
想いの整理
アイディア出し
2ヶ月目
マーケティング
3ヶ月目
プロダクト化の検討
私は、人材不足で不足しているものは「人数」という数の不足だけではなく、『資質』という質の不足もあるととらえています。日本国内では、絶対的な数の不足があるため優秀な人材はより大きな企業へ流れていく傾向がさらに強まるととらえています。そのような状況ですが、視点を海外に向けると東南アジアの多くの国では、人口が増え働く場所がないという課題が発生しています。とあるアンケートでは、企業で働く社員向けに管理職になりたいと思うかという問いに対して、日本人は2割弱の人しか管理職になりたいと答えませんでした。それに対して東南アジアの多くの国の人々は7割超の方々が管理職になりたいとの答えでした。この差は大きなものでこのままこの傾向が続けば、日本は他の国々から取り残される状態になると考えています。外国人材雇用は、言語の壁・生活習慣の違い・宗教の違いなど課題は多くありますが、その先には優秀な人材が多くいることは間違いありません。そのような方たちと出会え、ともに働ける環境ができれば私たち日本人も成長できる環境ができると考えています。
2012年より介護事業所の運営を行っています。サービス付き高齢者向け住宅・ショートステイ・訪問介護・居宅介護支援事業所を行うとともに、昨年から特定技能外国人材支援の登録支援機関を立ち上げました。
外国人材雇用に関しては2020年から開始しており、ベトナム・フィリピン・タイ・韓国・ネパール・ミャンマーの方が働くミニアジアのような介護施設です。
日本で頑張る仲間のために次のようなチャレンジを行っています。
多言語で絵本の読み聞かせイベント
外国人材スタッフの子供と一緒に日本の子供たちと多言語での絵本の読み聞かせ
英語・インドネシア語・タガログ語(フィリピン)
日本で仕事とともに子育ても頑張る外国人材の女性が働いていますが、子供が日本の学校に通い日本語が上達する反面、親の母国語を覚えることができないという課題があります。
身分系ビザの方向けの介護導入研修(身分系ビザ=永住者や日本人の配偶者等など)
介護の日本語や介護の仕事について、外国人材が講師として研修会を開催
私たちの地域での4割ぐらいが、身分系といわれる在留資格で生活しています。
山野 英治
2019年以前は全く外国人材に興味関心も無い状態でした。しかし、優秀な外国人材と知り合うことができ、とても多くの可能性に気づかされています。残念ながら私自身は話せる言葉は、日本語のみですがそれでも外国人材と共にいろんなチャレンジがしてみたいと考えています。
世界の中で日本は働く場所として選ばれなくなっている、折角海外から来てくれた人材が労働力の穴埋め的に使われている、等を最近よく耳にしますが、そういった課題に現場の取り組みから挑もうとする、新しい希望を感じるプロジェクトです。介護という現場がある事業を長年されてきた経営者の山野さんと共に、空論ではなく、中小企業の現場の実情を踏まえながら新しい事業の可能性を考えたい方、ぜひ参画ください。事業として立ち上げていくのは簡単ではないかもしれませんが、とてもやりがいがあるプロジェクトだと思います。外国人材のテーマに関心がある方ももちろん大歓迎です。
所在地: | 茨城県水戸市笠原町645-1 |
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従業員数: | 38名 |
売上・予算規模: | 9000万円 |
事業内容: |
介護事業
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
B:プロボノ(無報酬)、2日(16時間)/週 |
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採用予定人数 | 2人 |
こんな人に来てほしい! |
想いを聞き取り明文化することを手伝ってほしい
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個別説明会 |
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オンライン面談候補日 |
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キックオフMTG候補日 |
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