私たちは、新時代のホームレス支援&生活困窮者支援をおこなうNPOです。
スマホでスポットワークアプリを利用しながら生計をたてつつ、最安のネットルームや個室ビデオ店を渡り歩くような、ITサービスを生活基盤をするホームレス状態の方が増加している現状を解決するため、メイン事業としてICTを活用し・広く市民の力をお借りした「誰も取り残さない」緊急宿泊&ワンストップ支援プログラム「せかいビバーク」を展開・拡大しています。
市民と協力して街中に設定・設置する「支援スポット」はスタート時8カ所、それから2年で東京・埼玉で52カ所まで拡大、利用&支援につながる方も2023年度で180人以上と増え続けています。
一方で、事業ニーズの急拡大に、事務局体制が追いついていません。
ファンドレイジング(資金調達)については地域に特化した営業・個人会員制度、事務局体制については具体の業務フローなど、案はあるものの動けず、どうしても現場支援に工数を取られてしまっています。
私が考えていることを壁打ちしつつ整理して頂いたり、プロマネ的にやることを管理していただくことでお力をお貸しいただけないでしょうか?
【せかいビバークとは?】
今住まいやお金を失い、都市の中で身動きがとれなくなった方がその日一泊し、翌日支援へつながることを実現するために「受付用相談アプリ」と「緊急支援パッケージ」を開発。緊急支援パッケージには、今夜一泊分の緊急宿泊&翌日動き出すための様々なものががレターパック大の封筒にセットされています。
これを各地域の飲食店や書店、商店(不動産屋)、お寺や教会、非支援系のNPOなどに設置して「受け取りスポット(支援スポット)」になって頂き、その旨と場所をウェブサイトで公開。
今日住まいを失った方がそこへたどり着けば「受付用相談WEBアプリ」を使って受付をして頂くだけで、パッケージを受け取ることでその夜を安全に過ごし、翌日支援団体や公的支援につながることを実現するプログラムです。
■プロジェクトサイト(せかいビバーク)
https://sekaibivouac.jp/
■プロジェクトについては、下記記事で詳しく取材して頂いています
●貧困はある日突然口を開く。宿泊支援団体に聞く「路上生活2022」(Yahoo! SDGs)
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/143.html
誰もがSOSを出すことが出来、そして誰もがそのSOSの受けとめ手になれる社会の実現です。
私達の設立の経緯となったのが、2020年4月、コロナ禍に第一回緊急事態宣言が発令。ネットカフェも休業の対象となったことから、そうした不安定な居所を生活拠点にされている方々(東京都の調査だと推計4000人)が居場所を失うのではないか。この状況に、複数の支援団体と協働して緊急相談フォームを開設。スタッフが単身で駆けつける形での支援スキームを現在も継続、2023年現在のべ2000件以上の対応をおこないました。
こうしたアウトリーチにつながる人の状況は、経年によって著しい変化があります。まず、どんどん若年化が進んだこと。2020年スタート当初は40代がメイン層だったのだが、2023年現在は20代がボリュームゾーンを占めています。
そして、特に2022年を境に「失業し、お金も泊まる場所もない」といった何もかも失っている状況のご相談は激減。理由は複数考えられるが、何より「仕事」の供給が(日雇いであるが)コロナ以前の水準に戻ったことが大きいです。こうしたスマートフォンの通信インフラを前提に、バイトアプリやフードデリバリーの日払いで稼ぎ、その稼ぎを使ってネットルームに宿泊するかたちで、日々自転車操業的に生活されている方々は、少なくともコロナ前の水準より数量的に増加していると容易に推測出来ます。
上記のような潜在的な困窮者は、既存の支援団体・相談手法では繋がり辛いのです。何故なら彼らはそうした「不安定な仕事→不安定な居所→」のサイクルさえまわっていれば、ある意味安定しており、困っていないからです。いわば「不安定に安定」の中、何かひとつの掛け違いで一気に「ホームレス状態」となってしまうのです。
私達はそうした不条理を発見・解決するため、一歩踏み込んだアウトリーチと緊急支援、また遠因にある「通信の貧困」の解消に取り組んでいます。
「せかいビバーク」のプロジェクト自体のスタートは2021年10月。現トイミッケ代表理事が別法人内で立ち上げ、2023年に現在の運営のかたちとなりました。
開始から2年、ありがたくもご協力を申し出てくださる市民の輪は広がり(8カ所→52カ所)、また住まいを失っている利用者も認知拡大に伴い増え続けています。
法人としては2024年度で、実質的な法人2年目。1年目は現場優先で拡大に対して気合いでなんとか走ってきましたが、流石に足下の揺らぎが無視できるものではなくなってきました。
主に「ファンドレイジング(資金調達)」と「事務局運営」について、地域に特化した営業・個人会員制度、具体の業務フローなど、案はあるものの動きが取れず、支援の呼び出しがくれば飛び出さざるを得ず、考えをまとめて実行までのフローを作ることが単身では難しい状態になっています。
私が考えていることを壁打ちしつつ整理して頂いたり、プロマネ的にやることを管理していただくことが出来る方が身近におらず、ここが課題となっています。
・今年の戦略とスケジュールがまとまっている。
・ファンドレイジングに関する資料が出来ている。
・事務局業務のルールが定まっている状態。
目指すのは、仕事がなくなりネカフェなどに泊まれない状況となっても速やかに今日の宿泊が担保され、どんな人でも安全な夜を過ごせる社会です。
そして経済苦から通信インフラを失っても、水道のように「最低限の社会インフラ」として個別の電話番号が無料で確保され、新しい住まいや仕事・支援機関へ接続することが出来る社会です。
どんな状態になっても、助けをもとめることができ、それが全国どこでも即時的に「すぐ」に助かり、支援につながることが出来る状況です。
これを目標として、中長期には東京・千葉・埼玉・神奈川にて、各区内で最低5カ所のせかいビバークのスポット設置。そして現在準備中の通信インフラ提供の新事業の開始・拡大を目指します。
私たちは、新時代のホームレス支援&生活困窮者支援をおこなうNPOです。
現代のホームレス状態の方は過去と一変、スマホでスポットワークアプリを利用しながら生計をたてつつ、最安のネットルームや個室ビデオ店を渡り歩くのが現代。ITインフラが必須となり、ITサービスを生活基盤をするホームレス状態の方が増加している中で、フードデリバリーで働く方への無料電動自転車提供や、炊き出し会場でフリーWi-Fiを飛ばしたり、市民と協力したICTを利用した駆け込み寺を街中に作るなど、時代に即した「いつでも」「どこでも」「だれでも」出来る&つながれる支援サービスを展開しています。
佐々木大志郎。
特定非営利活動法人トイミッケ代表理事。
2011年、自分自身がホームレス状態となりネットカフェ生活を経験。体調を崩し、支援団体に助けを求めたことをきっかけに支援の世界へ飛び込む。
「認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」や「認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」、「一般社団法人つくろい東京ファンド」など複数のNPOにて広報やファンドレイジング、新規事業立ち上げに参画。
2022年1月、これまで一緒に活動してきた仲間と新たな形のアウトリーチを模索する任意団体「トイミッケ」を設立。住まいを失ったフードデリバリー従事者を対象とする自転車貸し出しを開始。
2022年10月、東京都の認証を受け「特定非営利活動法人トイミッケ」を設立。
1979年生まれ・札幌出身。一児の父。
自らもホームレス状態を経験したことがある佐々木さんは、支援の要請があれば時間を問わず駆けつけて現場でのサポートを行っています。ですが現場にいる時間も長いだけに、事業として整えていくことにはなかなか手が回っていません。「せかいビバーク」の利用数も協力してくれる支援スポットも広がっている今、佐々木さんの現場力を仕組みに落としていくことができれば、より安定的に多くの人にサポートを届けることができます。プロマネや人に頼ることが苦手、という佐々木さんと壁打ちしながら仕組みや戦略を作ってくださる方、ご一緒しましょう。
所在地: | 東京都豊島区一丁目17 番11号パークハイツ池袋1105号 |
---|---|
従業員数: | 3 |
売上・予算規模: | 300万 |
事業内容: |
私たちは、新時代のホームレス支援&生活困窮者支援をおこなうNPOです。
|
報酬プラン | |
---|---|
採用予定人数 | 2〜3 |
こんな人に来てほしい! |
【必須】
|
個別説明会 |
|
オンライン面談候補日 |
|
キックオフMTG候補日 |
|