当法人では、子どもの体験を軸とした教育旅行・教育プログラムの提供(第二種旅行業登録事業者)、デジタル通貨を活用した困窮家庭の支援などに取り組んできました。今回のプロジェクトでは、これまで取り組んできた事業を拡大させるため、地域のプロスポーツチーム(野球、サッカー、バスケットボール等)と同様に、「寄付」という形式に限らないプロモーションも含めた企業スポンサーシップの獲得にむけた市場調査や、実際に提案する企業スポンサーシップのメニューづくりに取り組みたいと考えています。
▼企業スポンサーシップのイメージ(横浜F・マリノス様)
https://www.f-marinos.com/club/sponsor
<プロジェクトでのコミュニケーション>
・facebookのメッセンジャー、グループなどを使用してコミュニケーションする予定です。
・オンラインでのミーティングは、zoomを利用して行う予定です。
・ミーティングについては、主に平日日中(ランチタイム、夕方ごろなど)に行います。メンバーの状況に応じて一部のミーティングは土日や夜間等も検討します。
夢職人は、「子どもと若者の学びや育ちを社会全体で支える」をミッションに、設立20年目を迎えた認定NPO法人・第二種旅行業登録事業者です。これまでにのべ1万人以上の子どもや若者に対する社会教育や社会福祉に関する事業を行ってきました。夢職人は、事業収入+寄付のハイブリット型のNPOで、設立以来、自主事業をメインに取り組んできた団体です。ミッションを実現していくために、全ての事業をプラットフォーム型で展開している点が特徴です。
コロナ禍で設立以来の甚大な影響を受けた一方で、アフターコロナとなった現在は、これまでに築き上げてきた社会教育事業や新たにはじめた社会福祉事業などに対する社会的なニーズの高まりを強く感じています。社会的なニーズにしっかりと応えていくためには、組織としての基盤強化は不可欠となり、その原資を得ていくための取り組みが急務となっています。
今回のプロジェクトを通じて、興行収入(チケット収入等)だけではなく、多様な企業スポンサーで支えられているプロスポーツチームのように、NPOと企業のスポンサーシップの仕組みづくりを新たに行い、事業の開発や拡大に向けた資金の獲得できる仕組みづくりに取り組みたいと考えています。
企業と同様にNPOでも、事業開発や拡大において、先行投資にあてる資金調達は必須ですが、そもそも市場が成り立ち難い分野で取り組むNPOでの事業では、当方も含めて多くのNPOが自転車操業での運営となり、事業開発や拡大が困難になりやすい状況です。有価証券のないNPOにはエクイティファイナンスはなく、採算の成り立ちにくい事業でのデットファイナンスは返済の見込みもなく現実的ではありません。(行政・自治体からの委託事業等に関するつなぎ融資を除く)NPOの資金調達としては「寄付」がありますが、災害や貧困などの緊急性や支援性の高い取り組みに集中しやすく、用途も限定されがちです。継続的な組織基盤の強化につなげていけるような資金調達なくして、社会的なニーズに応えていく事業はできないため、「寄付」という形式に限らないプロモーションも含めた多様な企業スポンサーシップのメニューづくりが必要です。
・現在、国内のスポーツチームやNPOなどで行われている企業スポンサーシップの形式について調査を行い、夢職人ではどのような可能性があるか検証する。
・調査結果に基づき、当法人に合った形での企業スポンサーシップのメニューを開発する。
・新たに開発した企業スポンサーシップのメニューをリニューアル中の新たなホームページに掲載し、営業用資料の作成を行う。
・本プロジェクトで開発した企業スポンサーシップのメニューを実際に販売し、企業への営業やプロモーション活動を行い、契約獲得を目指します。
・多様な企業とのパートナーシップを推進することで、子どもや若者の教育や福祉に関する活動との接点を広げ、ミッションとしている「子どもと若者の学びや育ちを社会全体で支える」を実現する。
「子どもと若者の学びや育ちを社会全体で支える」をミッションに、2004年より首都圏の子どもや若者を対象とした自然体験活動・野外活動、スポーツ・レクリエーション活動、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育などの社会教育事業(第二種旅行業登録事業者)を展開しています。また、子どもと若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」を運営しています。2020年からは、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、デジタル技術を活用した新たな食の支援「Table for Kids」にも取り組んでいます。
▼団体ウェブサイト
https://yumeshokunin.org/
▼経済的な事情を抱えた親子への食の支援「Table for Kids」
https://tfk.yumeshokunin.org/
▼子どもや若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」
https://eduwell.jp/
岩切準
1982年東京生まれ。東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修了。認定NPO法人「夢職人」理事長。公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」理事。
大学在籍中の2004年に「夢職人」を設立。2008年にNPO法人化し、理事長に就任。首都圏を中心に子どもや若者を対象とした社会教育事業や社会福祉事業を展開する。2013年3月に子どもや若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」を創刊。2014年1月からは、経済的な理由によって学校外教育を十分に受けることが出来ない子ども達に対して支援を行う公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの理事に就任。2020年12月からは、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、デジタル技術を活用した子どもの「食」応援クーポン事業「Table for Kids」を開始した。これまでに複数の教育支援に関するNPO法人の理事を務め、組織改革や事業戦略の立案・実行に取り組んできた。
岩切さん代表の「夢職人」は20年にわたって子どもや若者に活動を届け、信頼を積み重ねてきた団体です。そんな団体でも安定した資金調達は簡単ではありません。地域のスポーツチームを参考に、新しい企業スポンサーモデルを考えたいという本プロジェクトは、岩切さんはもちろん、今後他のNPOや地域団体の新しいビジネスモデルを切り開くきっかけになるかもしれません。単に資金調達というだけでなく、スポンサーとなる企業や、地域にとっても関わりがいのあるモデル開発に向けて、試行錯誤してみたい方にはとってもおすすめです。
所在地: | 東京都江東区亀戸6丁目54番5号 小川ビル2階 |
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従業員数: | 3名 |
売上・予算規模: | 4000万円 |
事業内容: |
【設立】2004年(法人化:2008年)
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
B:プロボノ(無報酬)、2日(16時間)/週 |
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採用予定人数 | 3 |
こんな人に来てほしい! |
◎NPOと企業のセクターを超えたパートナーシップの促進に貢献したい方
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