1.プレイヤーズインタビュー及びニーズ調査
地球環境の再生や、生態系の回復、資源循環の加速に取り組む起業家、研究者、企業人などのプレイヤーを発掘し、インタビュー。その後、イシューや地域ごとにデータベース化しつつ、記事として情報発信します。(note及びNotionを想定しています)
また、インタビュー時には、プレイヤーたちが現在抱えている課題やニーズをアンケートで回収し、レポートとしてまとめていただきます。(アンケートはGoogleフォームを想定しています)
<対象となるプレイヤーの領域例>
①Regeneration:森・里・海など、自然再生に資する取り組み
②Circulation:資源の循環/行動変容を促す取り組み
③Visualization:環境価値の定量可視化に係る取り組み
掛け合わさるキーワード例
一次産業(農業・水産業・林業)、食、エネルギー、住まい、教育、ヘルスケア、防災、観光、ライフスタイルなど
2.支援リソースの調査レポート
この領域のプレイヤーが活用できる助成金やプラットフォーム、サービスなどの支援リソースを調査し、まとめあげていただきます。(場合によっては記事可し、公共財としてオープンにします。)
ネイチャーポジティブ、生物多様性、リジェネラティブ、NbS、再生型事業といったキーワードで、国内外問わずキュレーションいただければと思います。
※1,2のどちらか、あるいは両方に取り組むかなど、ご相談の上決定。
※インタビューは、オンラインでもオフラインでも構いません。
今年度立ち上げたばかりの、「PLANET KEEPERS -地球環境再生の担い手が集うエコシステム形成プロジェクト-」というイニシアティブの一環として、Beyondersなみなさまの力を借りたいと思っています。
PLANET KEEPERSの概要資料はこちら:https://docs.google.com/presentation/d/1IVEviMJHAxkLX3R7vT3fGcCndsP1KazS/edit?usp=sharing&ouid=109983772952162183891&rtpof=true&sd=true
気候変動、生物多様性危機という2つの危機に対し、国際的な枠組みでは「カーボンニュートラル」に加え「ネイチャーポジティブ」の達成を目指すことも宣言されました。 日本でも「生物多様性国家戦略2023-2030」が閣議決定されています。 一方で、企業、地域、個人といった肝心の実践していくプレイヤー層まで含んだ統合戦略や支援は不十分で、実現に向けての課題は山積みです。
その上、気候変動や生物多様性損失による影響が顕在化しつつあり、社会課題化が進んでいる声が聞かれるようになってきました。
「海水温が急激に上昇し、磯焼けなどの影響をはじめとし、水産物が激減してしまった」
「森林の衰退に歯止めが効かず、災害の甚大化、獣害の深刻化が進んでいる」
「台風の大型化や大雨の増加により、洪水や川の氾濫が増え、農作物が収穫できなくなった」
「放棄された人工林では、他の植物が生育できないほどの薄暗い森になり、土壌浸食も進んでいるようだ」
「環境負荷の小さいプロダクトやサーキュラーフレンドリーな商品によるマーケットが小さすぎる」
こういった状況に対し、世界や国が動くのを待つのではなく、自分がやるんだと飛び込むリーダーやプレイヤーたちが思いっきりチャレンジできるエコシステムを創り、この地球を胸を張って次世代に渡していけるような、そんな事業にしたいと思っています。
上記のような課題に取り組むプレイヤーは存在しているものの点在であり、線や面となって繋がっておらず、束になってメインストリーム化させていくことが肝要だと考えます。
「気候変動や生物多様性の損失によって、現在どのようなイシューがあり、それらに対してどのようなアイデアや取り組みを行うプレイヤーがいて、彼らがどんな課題にぶつかっていて、現状それらにどんな支援があるのか」
こういった全体像を掴み、必要な支援を届けていくエコシステムを設計していく。
その大事な一歩目が、この募集プロジェクトになります。
1.プレイヤーズインタビュー及びニーズ調査
・プロジェクトチーム全体で20名のインタビューを実施、記事化されている
・20名の取り組む領域やイシュー、キーワードが整理され、データベース化されている
・20名のニーズ調査が、グラフなどを用いてわかりやすくレポートされている
2.支援リソースの調査レポート
・2024年8月現在でアクセスできる最新の支援リソースが整理されている
究極的なゴールは、100年先1000年先まで豊かな地球を継承していくことに自信を持てている社会です。
道のりは険しいですが、10年で突破口を見出したいと思っています。
※よろしければ、資料の13ページ目のインパクトモデルをご覧ください。
https://docs.google.com/presentation/d/1IVEviMJHAxkLX3R7vT3fGcCndsP1KazS/edit?usp=sharing&ouid=109983772952162183891&rtpof=true&sd=true
その鍵を握るのが、今回インタビュー対象となる実践者、プレイヤーに他なりません。
なんとかするぞ!と飛び込む彼らのチャレンジを応援しようとリソースが集い、そこからロールモデルがうまれ、また次の層が手を挙げやすくなり、雪だるま式に事例が生まれ、経済圏も成熟し、自然が再生されるほどに僕らの暮らしも豊かになっていくといったような社会に変わっていくのだと思います。
1年目にあたる今年は、10年かけて登っていく山の道しるべになっていくかと思います。
ご一緒いただけることを楽しみにしています!
PLANET KEEPERS:
地球環境・自然の再生や資源循環の加速に取り組むリーダー人材が、思いっきりチャレンジできるエコシステムを、地域・企業・研究者・環境保全団体と共に、地域・社会へ実装することを目指します。
事務局ETIC.:
1993年の団体設立以来、「起業家型リーダーの育成支援」と、意志ある挑戦を応援する「エコシステムづくり」を行ってきた認定NPO法人です。12,000名以上にプログラムを提供し、1900名以上の起業家を輩出しています。
倉辻 悠平(くらつじ ゆうへい)NPO法人ETIC. 事業本部 プロジェクトリーダー
1985年大阪生まれ。立命館大学時代、国際協力や世界一周にいそしむ。卒業後、2009年に株式会社リクルート入社。2014年、フィリピンのスラム地区に住む若者向けキャリア支援事業を行うNPO法人PALETTEを創業。2018年に代表交代した後、ひょんなことからNPO法人ETIC.に参画。現在は、ETIC.とWWFジャパンに関わりながら、地球環境の再生に挑む担い手が集うエコシステムづくりを推進中。名前の通り、平和な世界をつくりたい。
自然や生物多様性の領域での取り組みは、成果が見えるまでが長いなどの背景もあり、特に孤独な状況に置かれがちでした。そんなプレイヤーたちが思いっきりチャレンジできる状況を目指す「PLANET KEEPERS」は目指すところは壮大ながら、まだまだ見えていないことが多い状況です。まずはプレイヤーのニーズを可視化していこうという今回のプロジェクトは、今後この領域で生まれるたくさんの支援の拠り所になるかもしれません。自然や生き物が好きな人はもちろん、こういったプレイヤーの話をたくさん聞きたい、という人にもおすすめです!
所在地: | 東京都 |
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従業員数: | |
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事業内容: |
PLANET KEEPERS:
事務局ETIC.:
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報酬プラン | |
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採用予定人数 | 3 |
こんな人に来てほしい! |
自然や生物多様性に対する専門知識は、お持ちであればもちろん大歓迎ですが、必要条件ではありません。
強いて言うならば、以下のような特性をお持ちであれば、より楽しんでいただけるかと思います。
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