私たち未来共創イノベーションは、OECDのEducation 2030の前提と同じく「一人一人は自分の人生や周りの世界を良くする意思と力を持っている」という前提に立っています。
しかし、大人の認識や環境の制約によって、その力が潰されたり、活かせないまま終わってしまうことがあります。私たちはこの問題を打破し、一人一人が本来持っている力を最大限に発揮でき、Education2030の目標である「個人や社会のwell-being」が実現できる未来を作ることをビジョンに掲げています。
このビジョンを実現するため、Education 2030に定義されている力が身につくプログラムやワークショップを大学生以上の大人がファシリテーションし、子どもたちに提供するという仕組みを作って提供しています。これにより、大人も子どもEducation2030に即した学びを得られると同時に、一人一人が自己の能力や意欲を発揮し、自己実現を果たしたり、社会課題を共創で解決する支援を行います。
教育プログラムが沢山あるように、Education 2030に即した多様なプログラムは世界中に既に数多く存在しています。
今回のプロジェクトでは、有用な海外プログラムを学校や教育機関で活用できるよう日本語化し、8月に体験会を開催することをゴールにしています。
個人的にも社会的にもwell-beingな世界を実現するために、私たち自身が学びながら一緒に作りあげませんか?
【参考】Education2030動画(日本語訳付き)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLNoOLCJNPgDfmdEJFcp75p75yaKnE4RLy
私たちは、時代の変換点に生きていて、VUCAと表現されるような変化の激しい時代に生きています。
Education2030にも現れているように変化に振り回され続けるのではなく、自分なりのコンパスを持ち、持続可能な形で学び続け、個人のwell-beingも社会や地球全体のwell-beingを実現していくことが求められています。
しかし、私たち大人の世界ではどうでしょうか。
well-beingという言葉を目にするようになった昨今ですが、「幸せは究極の人それぞれ」といった自己責任的な感じが強くはないでしょうか。
一人一人の「自分の人生や周りの世界を良くする意思と力」を活かせているでしょうか。
「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力」を発揮できているでしょうか。
1人ではなく、周りの人や地域で共創しているでしょうか。
私たち未来共創イノベーションは、子供達が「自分の人生や周りの世界を良くする意思と力」「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力」を発揮でき、「共創する」環境を作りたいと考えています。
そのためには、まず周りの大人たちがそれらの能力や環境を潰さずに受け入れられる状況にしていく必要があります。
特に大事なステークホルダーだと考えているのは、実際に子どもを育てている保護者と企業人です。
保護者と企業人の関心を高めて、大人も実体験をして学びながら、変容していくことを促していくことで、今より良い社会環境になると考えています。
この社会を良くすることを子ども世代に託すのでなく、専門家に任せるのでもなく、「教えられる人」「教えられる人」などの役割を超えて学び合い、「未来を切り開く」背中を見せませんか?
私たちは、2027年までに「自分と社会のwell-beingを考えることが一般的になっている」こと、そして2030年までに「自分と社会のwell-beingのためにゆとりを持ち、自分の時間の10%を社会に使う」という文化が広まっていることを目標としています。
未来共創イノベーションの組織は、理事も含めて有給の職員が1人もおらず、全メンバーが副業(ボランティア)で運営している組織です。
これは「自分と社会のwell-beingのために、ゆとりを持ち、自分の時間の10%を社会に使う」を体現したいという私たちの思いの表れでもあります。
自身の幸せや短期的な視点、ただ時間やタスクに追われる毎日ではなく、10%の時間で自分やまわりの幸せな未来を考えたり、そのための学びや経験を循環させる仕組みをつくり、次の世代に好循環のバトンを渡したい。
ただ、やはり各自が1ヶ月5〜10時間ほどの時間を割いて活動しているので、進みが遅いのも事実。そこでもっとたくさんの方の知恵と力をお借りして、未来の社会のためにグッと活動を前に進めたい!と思ってbeyondersに応募しました。
◆education2030を実現するための海外プログラムの日本語化
◆大人や企業人の学びにもなり、子どもにも学びになることを意識しながら教育機関等に出前授業ができるように資料化
◆8月最終週にプログラムの体験会を開催
・Education2030に沿った多様なプログラムの提供:子どもたちがより良い未来の構築に向けて必要な経験や知識が得られる多様なプログラムをリスト化、教育機関で利用できるようにする。
・生徒の能力を引き出す:プログラムを通じて、生徒の能力や意欲を最大限に引き出すことを目指す。
・教師を含めた大人の能力向上: プログラムを利用して教師を含めた大人が学ぶこと、そのためのファシリテーショントレーニング、サポートを提供する。
・持続可能な未来の構築への貢献: 生徒と大人がプログラムを利用し、社会への貢献や問題解決に積極的に取り組む能力を身につけることで、持続可能な社会の実現する
・企業や地域コミュニティ、他団体と共同プロジェクト推進するため、賛同する組織でネットワークを作る
これらの取り組みを経て、「自分と社会のwell-beingのために、ゆとりを持ち、自分の時間の10%を社会に使う」という文化が広まり、価値観の違いや世代を超えて、それぞれの良さを活かし、自分の幸せを実感・探究し続けられる未来を目指します。
私たちは、「共創」の可能性を信じています。
自信を持てなかったり、諦めてしまいそうな時も他の誰かと一緒に対話し、対話から気づいて行動に移す「共創と相互創発」により、予想しなかった未来が出来上がる機会を沢山見てきたからです。
一般社団法人未来共創イノベーションは、共創する楽しさを伝えること、予想しなかった未来(イノベーション)を起こせることを子どもや若者はもちろん、地域社会に伝えていきたい。
そして、私たち自身も共創と相互創発により予想しなかった未来を作り出していきたいと考えています。
共創や相互創発により、イノベーションが起き続ける未来に向けて、活動しています。
■現在の活動内容
【1】 サーバントリーダーシップ基礎講座(隔月開催)
https://miraicocreation.org/servantleadership/
変化が激しく、共創が必須となる今の時代を生きる私たちにとって、どんな組織も、どんなコミュニティもサーバントリーダーシップ哲学が欠かせない要素であると注目されています。それをどんな大人にも共通して学んでもらいたいと定期開催しています。
【2】 キャリア教育プログラム「Career Story」
https://careerstory.miraicocreation.org/
Career Storyは、小学校高学年〜中学生を対象にした「たくさんのロールモデルと出会う」プログラムです。
地域を超えて、自分自身が興味がある業界や職業に近い社会人から話を聞き、対話することで、「悩んでもいいんだ」「いろんな進路があるんだ」「こんな大人いいな」と思える出会いを作り出します。
「中学卒業前にこんな話を聞いておきたかった」「こんなことを考えておきたかった」という現役高校生の声を生かしながら作られたテキストを使い、授業後も校内のキャリア教育に活かしていただける内容です。
赤井 友美
東京都生まれ。 東京理科大学卒業後、(株)リクルート入社に新卒入社し、約12年間でIT部門、広報、人事などを経験。CSRとして中学生向けキャリア教育プログラムを起案・立ち上げを経験し、教育の世界に足を踏み入れる。
その後、教育系NPO法人設立準備会に参画し、初代理事に就任。2度の出産をきっかけに人材育成にますます興味が移り、2012年に一般社団法人子供教育創造機構を設立。翌年リクルートを退職し、東京都中央区に民間学童施設「キンダリーインターナショナル」を仲間と共に設立。2013年、株式会社4smilesを創業。
熊本県南小国町、山形県鶴岡市等、自治体の教育委員会のアドバイザーを歴任
2023年春「持続可能な日本」によりコミットしたいと考え、一般社団法人未来共創イノベーションを設立。
現在は持続可能性とwell-beingをキーに、組織を持続可能にするためのICT、DX化サポート、持続可能な地域を共に作るための教育プログラム作り、持続可能な組織やコミュニティを作るための場作りなどに関わっている。
ETIC.でも、高校生や大学生とも接点を持っている中で、若い世代とはそもそも「OS」や「見ている景色」が違うなと感じます。彼らの方が、サステナブルでダイバーシティを受容する社会をナチュラルに思考していて、大人の世代の方が、彼らに学ぶことがむしろ多いなと感じることも多いです。そんな子ども達が伸びのび自分らしく成長していける環境を整えるには、私たちの考えをアップデートしていく必要があるという未来共創イノベーションさんの想いに、とても共感します。
大人が悪い訳ではなく、社会が目まぐるしく変化していく中で、これからの「みんながよりよく生きることができる社会」に向けて、今までの固定概念に縛られ過ぎずに、一緒に考えていくことが大事なのだと思います。そのためのフレームワークやヒントを用意していく、とてもやりがいあるプロジェクトです。自分自身の価値観も、きっと揺さぶられる濃い経験になるのではないかと思います!
所在地: | 東京都港区 |
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従業員数: | |
売上・予算規模: | |
事業内容: |
持続可能な未来を共創とイノベーションにより作り出すという目的のため、以下の事業を行っています。
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報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
B:プロボノ(無報酬)、2日(16時間)/週 |
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採用予定人数 | 5名 |
こんな人に来てほしい! |
・今だけではなく未来からの逆算し、行動できる方
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個別説明会 |
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オンライン面談候補日 |
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キックオフMTG候補日 |
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