「商店街」というと【街の賑わいの要】とイメージされますが、昨今は組織人数の減少や高齢化を主な原因として、商店街単体での事業推進や新しい取り組みを実行していくことは 非常に難しくなってきているのが現状です。
本来のまちづくりとは、商店だけではなく、町会や地域活動、企業も巻き込み、多様なメンバー(ステークホルダー)と連携し、協働・共創しながら実行していくことが必要だと考えております。
そんな背景を踏まえて、より渋谷区不動通商店街を起点とした連携・エンゲージメントを高めることを目的とし、商店街メンバーに加え、地域にお住まいの方や、地域で活動をしている方、企業とともに、商店街をフィールドにした様々な企画を協働・共創し、実現しつつ、再現性を高くするために「環境づくり」と「仕組化」をしていこうと考えています。
商店街組織をはじめ、地域の町会などの組織も高齢化しており、パワーやリソースが減少しているのは、どの地域においても共通の課題です。
このような地域課題を解決するためには、商店街のイベント、町会のイベント、行政のイベントといったような、これまでの縦割りで考えてしまっていては衰退の一途を辿るだけです。
こういった課題を解決し、同じ地域を盛り上げていくためには、組織を超えたコラボレーションが必要になると感がています。
そこで、地域の組織が連携しやすくなるような仕組み・環境を整えることで、協働・共創を生み出していける地域にしていくことが、これからの地域活性のアタリマエの形になっていくと考え、まずはイベントというわかりやすいチャレンジからスタートしていこうと考えています。
協働・共創が広がり地域のみんなで盛り上げていく。そんな未来を渋谷区不動通商店街からスタートし、ゆくゆくは渋谷区、そして他の市区町村や都道府県にも必要とされるコレクティブインパクトの仕組みをつくっていきたいです。
現状の課題としては、
・どうしても自分事になりづらい
(この地域でどんな貢献ができるのか、どのように参加してよいのかが見えにくい?)
・若いメンバーにもっと参画してほしい
(仕事や子育てが忙しい?参加したら面倒そう?)
・自分のポジションを理解し、自分が一番パフォーマンスの出せるアクションを実行していってほしい
(アイデアがなくても、手を動かさなくても、他にもできることがあることを理解してアクションしてほしい)
・どのように企業と連携して良いのかがわからない
(企業に対してどんな連携メリットを提示できるのか等、引き出しを増やしたい)
など地域や企業の参画者を巻き込んで増やしていくかが肝であり
その点において改善するべきことが多々あると感じています。
・イベントの成功(KPI:参画メンバー数:30〜50人、来場者数:1,000〜3,000人、満足度:5段階評価で4以上等)
・参画者の態度変容(KPI:地域貢献意識、満足度を参画前後でトラッキングし向上している等)
・連携企業数(KPI:連携企業10社)
商店だけではなく、町会や地域活動、企業も巻き込み、多様なメンバー(ステークホルダー)と連携し、
協働・共創しながら実行していくための「環境づくり」と「仕組化」をしていくこと。
誰かに依存せず、完全ボランティアでもなく、無理なくサステナブルな事業運営体制を構築すること。
渋谷区不動通商店街(振興組合)は、渋谷の賑やかな都市部から少し離れた、地元に根ざした温かみのある商店街です。昭和の雰囲気が残るこの通りは、訪れる人々に親しみやすさと安心感を提供しています。
参考) https://machiteku.com/kobetsu/fudo/
渋谷区不動通商店街振興組合は、商店街をはじめとする地域の振興を図ることをミッションとしています。ただ、コロナ禍等の影響や、メンバーの高齢化により、積極的な活動がなかなかできない状況です。
そんな情報を打破し、昔のような地域の賑わいの要になっていくことを目指します。
渋谷区不動通商店街振興組合 理事の矢澤と申します。私は2022年に渋谷区不動通商店街に参画し、2023年度より理事を拝命し、地域振興のための活動を推進しています。
もともとは、インターネット関連サービスを提供する民間企業に身を置き、0→1で新規事業を立ち上げたり、大手企業のマーケティング支援をするなど、事業推進をしてきました。
参考) https://shareboss.net/p/boss/osamu-yazawa/
そういった、これまで培ってきた能力を活かすことで、地域にどのようなインパクトを与えることができるのか。この渋谷区不動通商店街を起点に取り組んでいきたいと考えております。
「商店街は誰の持ち物なのか?」地元の商店の集合体であり、誰かひとりが意思決定することはできません。商店それぞれで、高齢化や後継者不足などの課題があったり、不動産として持っているだけで収益化できるのでお店自体で利益をあげる必然性がなかったり、抱える事情もあります。その中で、「商店街はまちに賑わいをうみだす機能として大切だ」という想いを共有し、商店街のみなさんも、それ以外のステークホルダーも巻き込み、再び繁栄させるための挑戦を生み出していくのは、新しく商店街をつくるよりもとても大変な作業です。ましてや、1社が全体をコントロールできるショッピングモールの建設とは、比にならない難しさです。
しかし、各地には同じ状況に陥っている商店街がたくさんあります。このプロジェクトでは、1つの商店街で試行錯誤したケースを、他の地域でも活かせるノウハウ・仕組みに昇華させるところまでをゴールにしています。
所在地: | 東京都渋谷区本町2-32-2 |
---|---|
従業員数: | 140店舗(組合員数) |
売上・予算規模: | 1200万円 |
事業内容: |
京王新線「初台駅」と「幡ヶ谷駅」の間、甲州街道と水道道路を超えた渋谷の北側に位置し、幡ヶ谷不動尊が祀られている荘厳寺があり、商店街の長さは全長1キロ近くにもなる日本でも指折りの長さを誇る、駅に直結していない住宅街の中にある商店街です。 その商店街で商いを行う約140もの加盟店舗と一緒に地域振興を図っていく商店街組織です。 |
報酬プラン |
A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
|
---|---|
採用予定人数 | 2〜3名 |
こんな人に来てほしい! |
・地域振興やまちづくり活動に興味がある方
計画や検討フェーズのプロセスには報酬をお支払いすることが難しいのですが
|
個別説明会 |
|
オンライン面談候補日 |
|
キックオフMTG候補日 |
|