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移住者が増える小さなまちへの来駅(来町)者が喜ぶ商品の企画・事業計画立案

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まちロケ
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募集中 公開中

プロジェクト概要

鹿児島県霧島市横川町(人口3,000人ほど)の玄関口「肥薩線(ひさつせん)大隅横川(おおすみよこがわ)駅」を訪れる人に買っていただきたい商品開発に協力してくださる方を募集します。

大隅横川駅は国指定文化財でもある貴重な建造物。そこを訪れる人がまちへの魅力を感じてもらい、モノを買っていただくだけでなく地域への動線をつくってお金が落ちる仕組みづくりに取り組んでいます。

最初の1か月は、あらかじめ出された商品のアイデアを見ながら実現可能性を考え、他地域で需要ある地場産品を参考に調査や企画立案を行った上で作られたプロトタイプ(試作品)のブラッシュアップを行いたいです。

その過程としては
・ペルソナ設定
・収支計画表
・商品の企画書
・販売方法の策定
・各種法令の確認
・他にも考えられる商品の立案

を行い、2か月目の中間セッションまでに方向性のブレがないかを確認・修正を経て、最終月には商品化・販売を行います。

●横川町について
▽まちへのアクセス
横川地区はまちの中心部まで鹿児島空港からクルマで20分ほど。高速道路のインターチェンジもありアクセスはとても良好です。
▽かつて金山で栄えたまち
横川地域はかつて山ヶ野金山 (ヤマガノキンザン)として栄えた場所で昭和18年に休山となるまで産出された金は約80トン。佐渡金山などに継ぐ産出量です。
▽「げたんは」発祥の地
まちの名物は「げたんは」。黒糖をふんだんに使った黒糖蜜でしっとりとしたこの上なく贅沢な菓子。昭和20年代まで米の集荷場があった横川駅前の数軒の菓子店で作られており、当時「ゲタンハ」は、「横川菓子」「三角菓子」とも言われ、下駄の歯を泥で汚した様子になぞられ名付けられたといわれています。現在も地域の人たちに守られて作り続けられています。

根底にある想い・ビジョン

横川のまちや周辺地域の鉄道を守ろうとする地域住民の意識はどこよりも高いと感じています。そんな彼らの想いに共感して鉄道という地域資源を活かして先駆者となって事業を起こします。

人口減のなか、最近では横川町や近隣地域に移住してくる若者たちが増えてきました。注目すべきなのは、ここで就職するのではなく、それぞれが仕事を創っている人が多く、みんなが豊かな生活を送り続けていることで更なる魅力を醸し出しています。

元々住んでいる住民とよそ者である私たちが手を取り合って協働する形をプロデュースし、稼げる地域産業へ発展させていきます。地域ならではの「活かされた事業」のロールモデルを創っていきます。

大事なのはモノやコトでなくヒトとそれに付随するストーリー。訪れる人がそんな宝に触れてまたまちの人に会いたいという想いを醸成します。

今抱えている課題

横川地区は鉄道路線「肥薩線」が走っていますが、令和2年7月豪雨の影響で一部が不通になっています。復旧についても話が進んでいるものの、利用者がいないことから一部区間の廃止が危ぶまれている状況です。

地域に滞在しながら地域の方々と交流させていただく中で感じているのは、沿線活性化のために人を呼び込むための施策は定期的に行ってはいるものの、その運営は補助金や予算に依存している状況です。

自分たちで持続可能な運営を担うためには稼ぐことが重要ですが、その仲間を探してはいるものの想いはあっても手を挙げてくれる人は中々難しい状況です。

今回、自分の得意分野である「鉄道」とマッチングしていることもあり、まちの人たちと一緒に汗を流すことができればと試行錯誤しながら自分の能力を用いて地域課題を解決したいという想いが強いです。

鉄道愛が深い地域を何とか応援したい。そうすることで想いが実れば横川をモデルに他の地域でもこのノウハウ移転ができ鉄道における地域活性化ができると信じています。

大事なのは創発的な考えで、地域外からの風がこれまでとは違う選択肢を生み出して地域への刺激になると考えています。オルタナティブな未来を創り出すためにちょっと会社を飛び出して一緒に活動してくれる方をお待ちしています。

3か月間のプロジェクトのゴール

地域を何とか盛り上げたいけど手を挙げづらい状況を打破するためにまずはこちらから動いて一つの成果物を作ります。あらかじめ作られたプロトタイプを手に取ってもらってブラッシュアップをしていきます。
その過程で方向性のブレがないかを確認・修正を経て、最終月には商品化・販売を行います。もちろんその間に出たアイデアも実現できればさらに一体感がでるので楽しく活動していきます。

プロジェクトの先にあるこの事業のゴール

・プロトタイプを一つ商品化することで一つの実績が生まれて次のアクションを起こしやすくすること。
・地域内外の人たちが越境して集まり、楽しく面白く地域で活動することで結果として地域が活気づく社会にすること。
・稼げる仕組みを作ることで自治体からの運営費予算(月3万円×2人×12ヶ月=72万円)を地域で賄えるようになること
・横川をモデルに別の地域でも活かせるようノウハウの移転ができるようになること。
・地域が「あなたがやってくれるんでしょう?」から「私がやります!」というマインドへ変えること

プロジェクトオーナー(法人)自己紹介

町おこしロケーションタイムス(まちロケ)
「人との関係性の断絶への抗いや新たな関係性の構築し、まちを大切にする想いを醸成する」
人と地域をつなぐことづくりを行っています。それはオウンドメディアでインタビュー記事を発信やインターンシップのコーディネートだったりと様々です。
それを続けられるのは、実践することによってつないだ人たちはもちろん、地域や企業・団体にとっても利益が得られ、地域が明るくなることが分かっているためで2019年に発足。

プロジェクトオーナー(個人)自己紹介

中野 隆行(なかの たかゆき)/まちロケ ファウンダー 地域人財コーディネーター
愛媛県松山市生まれ。愛知県三河地区在住。地域での写真活動を機に出会った地域の人たちの素晴らしい価値観に触れたことがきっかけで、自身の好きな旅をテーマに、全国の地域で暮らす人たちの何気ない姿を価値として発信する地域メディア「町おこしロケーションタイムス(まちロケ)」を立ち上げる。

大の鉄道好きです!今回はその鉄道を地域活性化させようと取り組んでいる横川町の地域コーディネーターをされている方に巻き込まれ、横川町の魅力にどっぷり浸かるようになりました。笑

自分の得意分野である「鉄道」とマッチングしていることもあり、まちの人たちと一緒に汗を流すことができればと試行錯誤しながら自分の能力を用いて地域課題を解決していきます!!

※これまでBeyondersには2回参加者として関わってきましたが、今回はプロジェクトオーナーとして手を上げさせていただきました!参加者側の立場も理解しながら楽しく一緒に手を動かしていける方、お待ちしています!

事務局からのコメント

愛知県に住みながら、鹿児島の横川町の鉄道と町の魅力に惚れ込んで、関わり方をご自身でも模索されている最中の中野さん。本プロジェクトでは、横川町を訪れる人が「ぜひ買いたい」と嬉しくなるような商品開発を目指します。
地域に住む人や、そこに関わる人にとって、地域にお金が落ち・経済が循環していくことは大切な要素です。それを自分たちで一から作り出していくことにチャレンジできるプロジェクトです。横川町に関心がある、中野さんに共感した、という人はもちろん、地域での経済づくりについて考えたい人はぜひご参加ください!

法人概要

所在地: 愛知県刈谷市築地町5-2-10-102
従業員数: 3
売上・予算規模:
事業内容:

▽地域と人をつなぐことづくり
・オウンドメディアでの情報発信
・複業人財(インターンシップ含む)のコーディネート
・メンタリング
▽地域活性化
・地域人財育成・ひとづくりのための対話
・物販

募集概要

報酬プラン A:プロボノ(無報酬)、6時間/週
採用予定人数 2
こんな人に来てほしい!

スキル不問でやる気ある人。以下の要件に当てはまる方は大歓迎!
・鉄道分野だけでなくローカルに興味がある人
・自分の得意分野を活かしたいと思っている人
・ちょっと会社の枠を超えてオルタナティブな生き方を見つけたい人

個別説明会
  • 1回目:2024/10/22(火) 10:00-11:00
  • 2回目:2024/10/24(木) 10:00-11:00
  • 3回目:2024/10/27(日) 13:00-14:00
オンライン面談候補日
  • 1回目:2024/11/14(木) 19:00-22:00
  • 2回目:2024/11/17(日) 10:00-20:00
  • 3回目:2024/11/19(火) 09:00-14:00
キックオフMTG候補日
  • 1回目:2024/12/07(土) 13:00-16:00

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